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ミナレット
【 説 明 】
- ユーマが探していたあるもの。実はそれはキマイラ隊が有していた巨大プラント船で所属はキマイラの1部隊である技術支援隊ヒュドラ。
この船はジオンMSのバリエーション群を作ってきた設計・開発支援システムのコンパクト版であり、これにジオニック社を初めとするジオンの各兵器メーカーから選りすぐりの一流エンジニアが属するヒュドラが加わることでエースパイロットが要求してきたものは半日で設計でき、その2日後には完成すると言う高度な技術力と生産力を有した、まさにキマイラ隊の「肝」である。当時最新鋭機だった試作型のゲルググもヒュドラとこれで部隊専用機に改造され、その数は30くらいらしい。 ミナレットに蓄えられたエースパイロット達が取得したMS技術の基礎研究資料は戦後10年を経ても、他の追随を許していない。実はジオニック社は戦後、連邦とアナハイム社に合併される際にそれらのデータを巧妙に二分し、それぞれを連邦とアナハイムに渡した。全てが揃っているのはミナレットだけである。 ただ機密の為か内部は物理的・データ的問わず細かくアクセスを制限されており、ジーメンスなどの隊員達でも知らない区画も多数存在しており、中には「ザビ家の復讐装置」なるものが隠されていると言う。この船の全貌を知っているのは大隊編成責任者のヒュー・マルキン・ケルビン大佐、MS隊指揮官のジョニー・ライデン少佐、エイシア・フェローの3人だけである。 一年戦争後はその3人によって無人のまま自動航行で宇宙を周回するようプログラムされ、その航路パターンはザンジバル級戦艦サングレ・アスルに搭載された航路検索システムでなければ突き止められないのだ。 実は「ザビ家の復讐装置」とは環境破壊用生物兵器アスタロスをコロニーに散布すると言うものであり、ザビ家の誰が考えたのかは不明。考えた者はこれを使い宇宙移民独立とそれを体現するジオンやザビ家を受け入れない世界を一旦終わらせ、宇宙世紀をやり直させようとしていたらしい。オクスナーはこれを使って宇宙世紀を一旦終わらせようと企んでいた。
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