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「宇宙世紀」辞書

プルシリーズ

読 み ぷるしりーず

【 説 明 】

  • ネオ・ジオン軍が生み出したデザインベビーの通称。オリジナルであるエルピー・プルを一号とした強化NTのクローン兵士である。(もっとも一号であるプルの出生にも諸説あり、ギレン・ザビの精子とNT女性の卵子を使った試験管ベビーとも、プル自身が既にクローンだったとも言われている。前者の説の場合、プルシリーズは全員ザビ家の血をひくことになりさらにややこしいことになる。)
    高Gに耐えうる強化筋肉や、合計12箇所の心臓補助器官、情報処理速度を高めた神経系を持ち、高い戦闘能力を誇る(最も筋力面での描写は無く、劇中ではむしろ年相応の筋力にしか見えないシーンがいくつかある。)。特にNT能力はハマーン・カーンにしか扱えないと思われていたキュベレイを乗りこなした点から非常に優秀であったと思われる。中でも二号であるプルツーは頭一つ抜きん出た優秀さを持っていた。
    欠点として自身に指示をだす「マスター」に精神的に依存しており、マスターの存在なくしては戦えないことが挙げられる。事実ジュドーに惹かれたプル、プルツーを除くプルシリーズは当時のマスター、グレミーの死亡後全滅しており、唯一生き残ったプルトゥエルブことマリーダ・クルスもマスターへの依存症が根強く残っている。

【コメント】

  • ガンダムトライエイジでは、パイロットの三人をプル、プルツー、マリーダにすることで発動するドラマティックボーナスの名前でもある。三人ともトライエイジでは、NTではなく強化人間扱いのためNT覚醒が無い。
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