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「宇宙世紀」辞書

マン・マシーン

読 み まん・ましーん

【 説 明 】

  • 宇宙世紀0200年代頃にモビルスーツに変わって開発された人型ロボット兵器。
    モビルスーツと構造的には同じだが、ミノフスキードライブを装備しており(名称は同じだがV2等に装備されているものとは異なる)、SFS無しで単独飛行可能となっている。
    ただ試作機は従来の小型で高出力のジェネレーターを大型にすることによって標準的に組み込まれ、量産機の場合は障害となりがちなコスト高とメンテナンスの煩雑さを解決するため開発された飛行用オプション装備が用意されていると違っている。
    サイズはそれまで15〜16mくらいだったモビルスーツよりも少し大型化しており20〜24m位になっているが、これは発達した技術を限界まで追求し機体にぶんだんに搭載したためで、量産化にあたりオプション装備にサイズを合わせる必要があったことも一因である。
    がより大型で威力の高い兵器を搭載することができるほか、ペイロードの拡充にともない武装の選択の幅も広がるため、特に問題とはされなかったようだ。エンジンもモビルスーツ同様核融合炉である。
    またビームライフルやビームサーベルなどの基本的な武器は平均的破壊力以外にはさして変化はないが、量産機のものがかつてのハイメガランチャー並みの威力を持っているとかつてよりも強力になっている。がサイコミュ技術の進歩でファンネルを装備した機体も存在し、NTではないパイロットでも使用できる。
    またNT専用機も存在しており、サイコミュやバイオセンサーなどの既存の技術をさらに改良させることで作られた新しいユーザインタフェースを用いることにより、操縦の追従性が飛躍的に向上している。がこの時代でもNTパイロットは不足気味なので通常はオールドタイプにより運用されている。

    これらの技術から運用方法が従来のモビルスーツとは大きく変わり、マン・マシーンと呼ばれるようになった。だが連邦崩壊直前に何故か姿を消しており、再び人型ロボットはモビルスーツが主流となった。

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