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「宇宙世紀」辞書

パラオ

読 み ぱらお

【 説 明 】

  • サイド6に所属する民間の鉱物資源衛星。アステロイド・ベルトから移送してきた小惑星によって構成される。

    三角錐状の岩塊「カリクス」と3つの小惑星「カローラ」から成り、それぞれが連結シャフトで繋がれ固定されている。全長は三十数km、最大直径15km。カリクスには円筒状の居住ブロックが二つ埋め込まれており、コロニー同様、回転による遠心重力を発生させる。

    約3万人の人々が住み、鉱山業を営んでいる。しかし良質な鉱脈に恵まれず、住民の生活は困窮している。採掘した鉱物はマス・ドライバー施設に運ばれ、定期的に打ち出されている。

    ジオンのシンパであるペペ・メンゲナンが総督を務め、少なくともUC0096時にはネオ・ジオン残党軍『袖付き』の拠点であった。ガランシェール隊のギルボア・サントの家族や外伝作品「『袖付き』の機付長は詩詠う」に登場するジェトロ機付長、テルス少尉も住んでいた。

    防衛にはガザD、アイザック、ドライセンやドラッツェ(双方ともにova版)、ドーベンウルフ(マンガ作品バンデシネ)などの旧式機が使用され、ネェル・アーガマ隊及びエコーズのビリヤード作戦時に新型のギラ・ズール、ギラ・ドーガと共に応戦した。中にはガザCなどのグリプス戦役時の老朽機も存在するが、これはさすがに機動兵器としてではなく雑用や移動砲台として運用されている。パラオには他にも雑多なMSが配備されている可能性がある。

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