トップ > 宇宙世紀 −−> エアーズ

「宇宙世紀」辞書

エアーズ

読 み えあーず

【 説 明 】

  • 月の裏側にある月面自治都市。かつては観測基地だったがいつしか都市へと発展し、市民の多くはその観測基地の隊員たちの末裔。
    地球の姿を見ることが出来ない月の裏側と言う立地条件ゆえに、地球への思い入れが強く、その為地球至上主義の影響が強く、それを唱えるティターンズに協力的である。
    ここの市民軍はグリプス戦役時にはティターンズに参加・従軍しており、市長であるカイザー・パインフィールドは最終決戦にも自ら先頭に立って戦いに赴こうとするが、身を案じた部下達に無理やり帰還させられた。グリプス戦役後には敗走したティターンズ将兵達やペズンから脱出したニューディサイズを匿った。
    0088年に連邦側からティターンズ敗残兵の引渡しを要求されたが、拒否、ニューディサイズに協力した。だがこれがエアーズ攻防戦のきっかけとなってしまった。

【コメント】

  • スペースノイド(ルナリアン)でありながら地球至上主義に賛同する・・・スペースノイドに差別感情を持ったジャミトフやバスクはエアーズをどう思っていたかは不明である。
  • 元ネタは幕末の会津藩らしい。会津藩主の松平容保(市長のカイザー・パインフィールドの元ネタらしい)はニューディサイズのモデルであるという新撰組を統括し、反幕派に対抗した。
    ただし、当時の政府(幕府)は鎖国政策が継続できなくなっており開国・諸外国受け入れ(やむなし)派が主流であり、新撰組も主に攘夷志士(外国人排斥派)を狩っていた。よってセンチネルの一部設定は幕末に似通っているものの、宇宙移民受け入れVS地球至上主義などの主義主張は真逆であるといえる。
※現在投稿を停止しております
誤字脱字等を発見した方は
「連絡掲示板」
へご連絡下さい。