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「宇宙世紀」辞書

ビームシールド

読 み びーむしーるど

【 説 明 】

  • 宇宙世紀0120年代に実用化された武装。ビームサーベルの発展形に位置づけされる。

    ビームサーベル同様、「ミノフスキー粒子によって生成されたビームを、Iフィールドを用いて
    収束させる」という原理を用いてはいるが、大きく異なる点は、粒子ビームを「線」として形成
    するサーベルと違い、ビームを「面」として形成することである。

    従来の実体型シールドと比べて、質量の小ささや、実体弾・ビームのどちらもカバー可能と
    いうメリットがあり、本質がビームなので白兵戦用の武器としても使用可能。また、大気圏再
    突入の際のバリュート代わりとしても(理論上)使用可能で、実際に、0133年にクロスボーン・
    ガンダムX1が初めて突入を成功させている。

    しかし、長時間にわたってシールドを維持する為には高出力の動力源が必要不可欠であり、
    0120年代に開発された次世代型核融合炉を搭載してないMSでは、本装備は使用できない。
    また、「ビーム発生装置を破壊されたら終わり」「展開するまでに時間が空く」「センサー系に
    悪影響を及ぼす」等のデメリットも存在し、必ずしも万能とは言い難い部分もある。
  • 付け加えるならば、やはりシールドであり、耐ビームコーティングなどとは違って攻撃を盾で受け止めなければならない。当然、その間のこちらからの攻撃は不能もしくは不自由であるし、ちゃんとシールドで受け止めるには技量や敵との駆け引きも必要となってくる。そのため、相手との腕の差が如実に反映される防御方法である。

【コメント】

  • U.C0096にアナハイムエレクトロニクス社が製造したRX-0ユニコーンガンダム専用のシールドにはIフィールド発生装置が組み込まれており、ビームシールドの全身技術がアナハイムによって開発されたことを物語っている。
  • 装甲式のシールドにもジェネレーターの負荷がビームシールドより小さいことや、シールド裏などにオプション装備を取り付けることも出来るので、どちらかが一方が優れているとは断定できない。
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