- ア行
- カ行
- サ行
- タ行
- ナ行
- ハ行
- マ行
- ヤ行
- ラ行
- ワ行
|
インコム
【 説 明 】
- オールレンジ攻撃を可能とする準サイコミュ兵器。平たい円柱形のものがタイプとして最も標準的な形。ビームガンなどの兵器を搭載し、これによるオールレンジ攻撃を行う。内部に誘導ワイヤーが内蔵されており、ワイヤーによる有線式遠隔操作が可能。このワイヤーと内蔵推進器によるパルス状のロケット推進を行う。ワイヤーは弛みが発生しない様、常に一定の張力が掛けられており、方向変換の際にはリレーインコムと呼ばれる中継のインコムをワイヤー上に射出し、本体のベクトル変更を行う。ワイヤーの巻取りによってインコムを回収する。準サイコミュ兵器というカテゴライズのため、パイロットに特別な空間認識能力を必要とせずとも、ファンネルなどと同様にオールレンジ攻撃を可能とする。しかし、それはあくまでもコンピューター制御のアシストを受けた二次元的な攻撃が限界で、ファンネルのような複雑な全方位からの攻撃はできない。またEx-Sガンダムの膝部分に搭載されているインコムはIフィールドを搭載しており、リフレクターインコムと呼ばれる。Iフィールドを展開する事で機体本体に向けて放たれたビームを偏向させ、敵機に命中させるといった運用形式をとる。このように、攻撃用だけではなく防御用の特殊なインコムも存在する。
【コメント】
- リフレクターインコムはゲームなどで防御用の兵装として使用されたり、類似した兵装であるリフレクタービットの防御描写ため誤解されがちだが、ALICEの高度な処理能力を以てしても自機から発射されたビームを偏向させ、相手の予想外の方向からの攻撃を行うのが精一杯で、とてもではないが一瞬の内に相手のビーム攻撃を感知、その入射角を計算し敵ビームの軌道上にインコムを配置し、インコムに直撃する瞬間にIフィールドを展開、ビームを偏向、反射させ相手へ跳ね返すなどといった芸当は不可能である。
センチネル設定中にも防御用として想定されているような記述などは一切なされていない。
- 多数のコメントと同じく推察である事を先に述べさせていただく。
リフレクターインコムについては自機から発射されたビームとはいえ、 反射したビームを(等速直線運動を行っているわけでもない)戦闘中の敵機へ 命中が期待できる精度で反射させることのできる兵器である。 相手に向かって反射させる事は仮に出来なかったとしても、単独戦闘などであれば 自機に命中する軌道のビームに対し、反射面を向けてインコムを衝突させ、 味方側へ被害の出ない方向へ反射させる様な運用は想像に硬くない。 ビームサーベルで敵のビームサーベルを受け止めたり、 ビームライフルを使用して敵のミサイルを撃墜するのと同様であるが、 「ビームの反射」という特性上、当初より攻撃防御兼用とした設計思想であったと 考えるのが妥当である。
※現在投稿を停止しております
|