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「宇宙世紀」辞書

第十一独立機械化混成部隊

読 み だいじゅういちどくりつきかいかこんせいぶたい

【 説 明 】

  • MSの実戦での稼動データ収集の為に編成された特殊部隊。別名「モルモット隊」。

    一年戦争当時、量産に成功したGMは、ハードウェア上のカタログスペック的にはジオンのザクを上回る性能を誇っていたものの、肝心の運用データ/各種ノウハウが欠如していた為、稼動データで数年、実戦データで半年以上(小説版設定)の差があり、性能差を補って余りある戦果をあげられていた為、それ(実戦データ)を収集する為に設立された。

    データ収集部隊と言う事もあり、特定の拠点となる基地は持たない。また、各方面軍所属ではなく軍上層部直轄の部隊である。

    データの重要性からパイロットには生還が求められ、その為、各部隊からエース格のパイロットが引き抜かれていた。(それでも当初10人居たパイロットはみるみる減っており、ゲーム開始時(第1作目である「戦慄のブルー」)である11月半ばには ユウ、フィリップ、サマナ の3人で(小説版では増援としてパクが追加、)ある)。

    人員の増援はともかく、物資の補給は潤沢であったようである。あるときなどは試作段階のジムキャノンがあてがわれそうになったと言う話もある。

    そして、これも「実戦データ収集」任務の為、各方面軍へ転戦して作戦に配置される際(上層部に作戦計画が上奏された時点で)には”もっとも熾烈な戦闘が予想さ列場所”に配置される為、現地方面軍の一般パイロットたちからは「美味しい所を横から割り込んで持っていく」とやっかみ半分の嫉妬で見られ、事情を知るパイロット達からは(半ば哀れみをもって)「モルモット」と見られていた。

    ガンダム(2号機)の教育型コンピュータで得られた実戦データの回収が成功したことにより、当初の「MSの実践での稼動データ収集」が不要になったのとほぼ同時期にブルーディスティニーの運用データ収集部隊(と言うよりEXAM機の実験部隊)へ変更(ステージ2−2相当)された。これは前述の11月半ばの作戦(ステージ1−2相当)で、ユウによるブルーの撃退(小説版では近接戦闘に持ち込んで、ビームサーベルでコックピットを貫いて撃退している。ちなみにその後はオートパイロットで戦場から離脱した模様。ユウ達に追撃できる余力は無かった。)が大きいと思われる、

    部隊の性格上、当初は”軍上層部直轄の部隊”であったのが、ブルーのデータ収集/運用部隊へと変更された際に、”レビル将軍の直轄部隊”へと移行された。

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