トップ > 宇宙世紀 −−> サブ・フライト・システム

「宇宙世紀」辞書

サブ・フライト・システム

読 み さぶ・ふらいと・しすてむ

【 説 明 】

  • S.F.Sとはサブ・フライト・システムの略称で、上面にモビルスーツを搭載して飛行する航空支援機である。重力下において、モビルスーツはその特性上どうしても行動能力が制限されてしまう。機動力はもちろんのこと、長距離移動等が伴う作戦の展開が、モビルスーツ単体では困難である。こうした著しい行動制限を補佐するのがサブ・フライト・システムである。サブ・フライト・システムの運用概念は、旧ジオン軍のドダイなどで一年戦争時代から確立されている。また重力下のみならず、宇宙空間においてもこうしたサブ・フライト・システムの運用はなされており、作戦領域までモビルスーツを効率的に運ぶ役割を果たす。サブ・フライト・システムの発展は、宇宙及び地上におけるモビルスーツの活動範囲を格段に向上させる。なおその概念を、ほぼそのままモビルスーツに搭載してしまうと言うプランも、グリプス戦役の前後時代に発展。地球連邦が開発した可変モビルアーマーのギャプランは味方の機体を牽引する能力を持ち、またアナハイムエレクトロニクスが開発した可変モビルスーツの最高峰と称されるΖガンダム、及びその血統を受け継ぐΖ系列の機体はウェイブライダーと呼ばれる航空機型の可変形態をとる。こうしたウェイブライダー機は可変能力を持たないモビルスーツのサブ・フライト・システムの役割を発揮した。

【コメント】

  • コメントは登録されていません
※現在投稿を停止しております
誤字脱字等を発見した方は
「連絡掲示板」
へご連絡下さい。