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袖付き
【 説 明 】
- モビルスーツの袖の装飾が0096年時代にネオ・ジオンに共通して見られる特徴であることからついたあだ名。連邦軍から神出鬼没のテロリストと忌み嫌われている。クシャトリヤ、ギラズール、シナンジュに見られる。
- シャアの新生ネオ・ジオンの残党をフル・フロンタルがまとめあげ、アクシズ時代の兵やフロンタルに心酔する若い士官も多く所属する合同組織。ミネバ・ラオ・ザビを指導者としているが、実質の指導者はフル・フロンタルであり、アクシズ以前のメンバーの中にはフロンタルに疑問の視線を投げ掛けている者も多い。残党組織としては大規模でシャアの頃と比べても劣らないが、財政事情は厳しく、MSも大半が旧式で中にはガザCやデラーズ紛争時のドラッツェの改修型、一年戦争終盤に投入されたゲルググまでもが現役で稼働している。
新型のギラ・ズールも実際はギラ・ドーガの改修機であり、従来のOSやアームレイカー式操縦幹を使い回している。
拠点はサイド6の資源衛星パラオ。MSはシナンジュ、クシャトリヤ、ローゼン・ズール、ギラ・ズール(親衛隊仕様を含む)、ギラ・ドーガ(重武装仕様を含む)、ズサ、ガ・ゾウム、ガザD、ガザC、アイザック、ova版ではドラッツェ、ゲルググ、リゲルグ、ドライセンを所有し、漫画版「バンデシネ」にはドーベン・ウルフも登場する。また、ova版では拠点攻略用巨大MAネオ・ジオングも所有している。 艦艇はレウルーラ、ムサカ級軽巡洋艦、ガランシェールなどの偽装貨物船。ovaではムサイ改級やエンドライ級も確認できる。
海賊行為などの外向けの活動はギラ・ズールやギラ・ドーガを使用し、パラオ防衛にはその他の旧式を使用する。
- なお、袖付きは他の旧ジオン残党軍に戦力供与も行っており、地上のトリントン基地を攻撃したジオン残党軍にはギラ・ズールの派生機であるゼー・ズールを複数機譲渡している。
【コメント】
- 逆襲のシャアの続編としてではなく新作として、尚且つF91の前の話として見られるため、ユニコーンに登場するモビルスーツには独自の特徴が求められた。しかし、設定上ユニコーンに登場するネオジオンは既に衰退しているためあまり突出した特徴を持たせるわけにはいかなかった。そこで、カトキハジメが考案したのが袖の装飾である。そして福井によって「袖付き」と命名された。
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