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「宇宙世紀」辞書

首相官邸ラプラス

読 み しゅしょうかんていらぷらす

【 説 明 】

  • 宇宙世紀0001迎えるべく、地球連邦が建造した巨大な宇宙ステーション。ここで、宇宙世紀を記念し、人類が一つになるためマーセナス代表による演説や、ラグランジュポイントにスペースコロニーを建造する計画が発表されていた。太陽光をエネルギーに変換するドーナツ状のソーラーパネルが設備され、パネルの角度を変更することによりあらゆる角度からの太陽光を受けることが出来る。これに、ステーションの整備員を装ったテロリストたちが細工を施し、太陽光が受けた瞬間に大爆発を起こす。これによりラプラスは粉々に吹き飛んでしまう。この粉々になったラプラス跡地から、後に宇宙世紀を揺るがすといわれる「ラプラスの箱」が発見される。
  • ラプラスの太陽光パネルに作業員に扮したテロリストが取り付き、パネルの角度を従来の角度から大幅に変更、ラプラスの一点に集中的に放射するように細工した。
    その結果、太陽光の収束により構造体内の水道管の水が一瞬で蒸発。
    膨大な水蒸気によってパイプを内側から突き破り、水蒸気爆発を引き起こし、コロニーの外壁を引き裂いた。
    しかもラプラスは自転により絶えず動いているため、まるでレーザーで引き裂いたかのように次々と外壁を破壊、コロニー全体が崩壊することとなった。
    原理的には小型版ソーラシステムである。

【コメント】

  • 名前の由来は十八世紀フランスの物理学者ラプラスから来ている。ラプラスは完全な未来予知が可能であると主張したが、後に量子力学によって否定されている。このことから逆説的に、「未来にはあらゆる可能性がある」としてこの名前をつけた。
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