ガンダム用語事典

【 説　明 】

• 宇宙世紀０２０３年頃に地球連邦内部に創設された秘密警察組織で「マハ」という名前はマンハンティング部局の略称で、正式名称は地球連邦政府警察機構特捜第13課と言う。
  元々は宇宙世紀００９３年頃から存在している地球連邦警察機構である人狩り局ことマンハンターが元になっているようである。
  このマンハンターは地球に無許可で住む不法居住者達を摘発しており、容疑者に対してかなり暴力的なことを平気で行っていた。また反乱分子やネオ・ジオン残党も弾圧対象だったようだ。
  ０２０３年時の最高司令官はビジャン・ダーゴル大佐。メンバーの多くは血統などに関係なく、常に努力し続ける実力を持った者をエリートとして扱っている。エリート部隊と言う点はかつてのティターンズのようであるが少し違っており、かつてのコスモ貴族主義のような部分もある。
  その組織はコロニーヘラスを拠点に各コロニー駐屯部隊を指揮するスペース・マハ、香港を拠点とする地球上に展開するホンコン・マハの二つに分けられる。
  ダーゴルは腐敗した地球連邦の内部改革と地球再生のために選ばれたエリートが地球を管理する事で地球を再生させる地球逆移民計画を画策、マハの権限の拡大を企む。そして地球逆移民計画を発表すると同時にマハはクーデターを実行、そしてダーゴルは理想国家「ガイア・エンペラー」の建国を目論む。政府の承認を得た事で権力を拡大したマハだったが、軍を私物化していくやり方が原因で地球連邦軍から邪魔に思われ、連邦と水面下で結託したメタトロンによって撃破される羽目になってしまった。
  デスペリオル（2014/04/13)

【コメント】

• 「機動戦士ガンダムＵＣ」に登場するエコーズはマンハンター（人狩り）と言われており、この部隊もマハの前身組織の一つだったと思われる。
  また「機動戦士Ｖガンダム」に登場するオイ・ニュングもこのマハの要職として不法居住者の摘発をしていたが、そのやり方に嫌気が差して退職したらしい。
  デスペリオル（2014/04/13)