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「宇宙世紀」辞書

30バンチ事件

読 み さんじゅうばんちじけん

【 説 明 】

  • U.C.0085・07月31日未明、サイド1・30バンチコロニーの反連邦運動に対して当時連邦軍の実権を握っていたティターンズがG3ガス(ジオンのGGガスの10倍の毒性を持つ)を注入して、住民を虐殺した事件。しかし、逆にこれに反発したスペースノイドによって、反連邦運動(A.E.U.G)は激化し、グリプス戦役の火種となる。
  • 小説「ガンダム・センチネル ALICEの懺悔」
    の第1章 ペズンの反乱より

    宇宙植民地サイド2の宇宙島の1つ、三十バンチに
    ”ティターンズ”の実動部隊が毒ガスを注入して
    住民を虐殺をしたという事件である。

    と記載。 さらに
    「アドバンス・オブ・ゼータ ティターンズの旗のもとに」
    では単行本3巻P55より始まる Episode26転機にある
    ガセネタといわれてしまうネットの書き込みや年表には

    「サイド1・30バンチの伝染病事故は嘘であった!!」や
    「U.C.0085.07.31 30バンチ事件。ティターンズが
    サイド1・30バンチに毒ガスを注入し住民を虐殺」

    と記載されている。
    毒ガス事件は他に
    U.C.0087.09.21 サイド2・25バンチに毒ガス攻撃をしかけるが失敗
    U.C.0087.12.14 サイド2・21バンチを毒ガス攻撃。住民は全員死亡。
    とある。

【コメント】

  • その後U.C.0087・11月16日のダカール宣言でシャア・アズナブルによって暴露され、世論はエゥーゴに傾いた。
  • オレはバカだから昔のことなんざわかんねぇ!
  • ADVANCE OF Z 刻に抗いし者では事件当時の記録データが存在することが判明。
    その記録データはヴァン・アシリアイノという人物の手に渡っている。
  • 国産8Bit PC向けアクションゲーム
     「機動戦士Ζガンダム」
    で、1ステージ目開始時に表示される任務メッセージ(ブライトの指令)では、サイド名が
     ”13バンチ(13バンチニシュツゲキセヨ)”
    と誤植されていた。(SHARP X1用テープ版 にて確認。)

    ※当時のバンダイは、サンライズの(最)大手スポンサーでしかなく、まだサンライズを(法制度上は)抱え込んでいない。また、当然のことながらナムコを傘下に収めているわけでもないので、ガンダム系列に限らず、出す版権物ゲームの悉くが(各作品の)ファンにとっては ”一番費用対効果の悪いグッズ” と言う時代だった。これはガンダムの名を冠するゲームに限って言えばサターン版「戦慄のブルー(THE BLUE DESTINY 三部作の一作目)」まで続くことになる。(ほぼ直前に発売されたPS版「ガンダム」は、”グラブロやビグザムの大口径高出力メガ粒子法をシールド1枚で100%防御可能”な代物だった。)
  • この30バンチ事件はバスクが勝手に実行した事であり、ジャミトフの意思ではない(ジャミトフ本人もこの行為に腹を立てた)。
    表向きではこの事件はティターンズの情報操作で伝染病による大量死として公表され、真実を隠蔽した。その情報統制の為か多くのティターンズ隊員はこの非道な事実を知らなかった。
    この事件がきっかけでスペースノイドの怒りは爆発し反連邦運動は拡大、さらに連邦軍内部でもティターンズの卑劣なやり方に反発する軍人も多発、そしてエゥーゴ結成のきっかけとなった。

    もし毒ガスを使わずにいたらどうなっていた事か・・・
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