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「宇宙世紀」辞書

光の帆

読 み ひかりのほ

【 説 明 】

  • サナリィが開発した新技術「ミノフスキー・ドライブ・ユニット」による加速装置の俗称。これが開発された当時はMSに載せれるほどのサイズにするのは不可能だった。そのため、宇宙海賊軍に実戦データを得るため、旗艦「マザーバンガート」に搭載して引き渡した。
    マザーバンガート事体のデザインもさることながら、発動時に光輝く帆のようなものを発生させる姿はとても美しく、まさに「光の帆」であった。これにより、マザーバンガートは宇宙世紀通して最速の戦艦であるといえ、理論上は亜光速での航行が可能である。地球から最も離れた人類の生活圏、木星にすら、本来数ヶ月かかるところをたった一週間たらずに縮めてしまった。
    その後木星軍との戦闘のはてに全壊したが、アナハイムが残骸から帆の一部を再現し、MSの強化パーツ「スピードキング」(通称イカロス。強化パーツといっても、帆に無理矢理MSの取り付け部分を引っ付けた、100m強はある代物だが……)として復活した。

    なお、最新技術であったため、他の戦艦には、たとえマザーバンガートの同型艦であったとしても搭載されていなかった。事実上、最初で最後の「光の帆」であった。
    ダウンサイズィングにともないMSに搭載されたが、「光の翼」が歴史の表にでるのには、この技術が開発されてから十年以上の月日が必要だった。(カリストに、実験機であるレコードブレイカーとそのデータを破壊されたため)

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