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EXAMシステム
【 説 明 】
- フラナガン機関から亡命してきたクルスト博士が開発したモビルスーツ用特殊インターフェイスシステム。ジオンの14歳のニュータイプ少女、マリオンのニュータイプ能力をコピー、OSに変換して構築したもので、一般兵士の能力を擬似的にニュータイプ並みにまで引き上げることが出来る。これを搭載されたモビルスーツはクルスト博士の要望で蒼く塗装され、ブルーディスティニーと呼ばれる。ブルーディスティニー1号機は陸戦型ジムの改造型。1号機はテスト運用で味方を敵と誤認し、暴走を起こしている。暴走を起こす際にはセンサー類が赤くなる。また、このシステムが起動して暴走を起こせば、OSはコックピットを守らずに頭部を守る。これは、EXAMシステムが起動していればパイロットは必要とされないためである。2号機は陸戦型ガンダムの改造機で、1号機より性能が高い。しかし2号機はジオンのニムバス・シュターゼン大尉により奪取され、肩を赤く塗装され彼の専用機となる。これを奪回、撃破するために2号機の予備パーツから建造されたブルーディスティニー3号機が出撃する。また3号機は、クルスト博士がニムバスよって殺害されていた為、名前のみで蒼く塗装される事は無く、陸戦型ガンダムと同じカラーリングがなされた。
- ゲーム中の会話やイベントから、クルスト博士の狙いはブルーディスティニーを使い、全てのNTを滅ぼすことだったのではと推測された。これは敵がNT、もしくはそれに近いものの場合、勝手にEXAMシステムが作動することから推理された。また一度作動すると延々暴走するため、一定時間がたつと自動的にシステムを強制停止させるストッパーがもうけられていた。しかし、唯一2号機だけは、ストッパーがもうけられていなかった。ちなみに上記の特性故、EXAM同士が殺し合いを始める可能性もあった。
なお青い塗装の由来は、NTには宇宙が青く見えるから、らしい。真偽は定かではないが。
- 1号機は正確には陸戦型ジムを基にしたが機体が耐え切れないために
EXAMシステムを搭載した頭部を残し陸戦型ガンダムを改造した物に交換される それほどまでにEXAMシステムの起動による機体の能力上昇は高い なおEXAMシステムは思いのほか大型らしくイフリート改の頭部はオリジナルよりも 明らかに大型化している
- なお、EXAMの起動条件には
1.パイロットによる任意の稼働 2.NTと思わしき挙動をとる機体を確認した際 3.大量の死者が出た時
の3つが挙げられる。
このうち2、3を「暴走」と呼ばれていたが、開発者クルスト博士の「NT殲滅」という意図を考えると2はむしろシステムトラップ的意味合いが高く、3のみが暴走となる
- このシステムを我が物にしようとした組織に反政府組織の「シン・フェデラル」がある。
彼らはこのEXAМシステムを再現しようと試み、独自の機構を用いて「NEO EXAMシステム」を開発した。
このシステムは同組織が開発したMS「ブルー・ディスティニーΩ」に搭載され猛威を振るった。
- 「疑似的なNT化」、あるいは「NTの戦闘能力へのカウンター」という観点から、後の強化人間(特に連邦・ティターンズ系統)やRX-0のNT-D等との思想・技術的な関連性を指摘する意見もある。
【コメント】
- 妖刀システムにALICE、NT-Dと、パイロットの預かり知らぬところで機体をも動かす得体のしれないシステムとしては、宇宙世紀史上初の存在であるだろう。意思の疎通ができる自律回路としてはReonってのもあるけど。
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