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「宇宙世紀」辞書

ハイパーメガ粒子砲

読 み はいぱーめがりゅうしほう

【 説 明 】

  • エゥーゴの強襲揚陸戦艦ネェル・アーガマに装備された強力なメガ粒子砲。その巨大な砲身は直径10Mにもなり、20M強に及ぶエネルギーコンデンサを含めると全長50M、口径18M。あまりの巨大さ故、艦内に収納しきれず、第一カタパルトデッキの直下、艦艇部にむき出しに配置されている。理論上ではコロニーレーザーにも匹敵する程強力な威力を持つ、拠点攻撃用兵器。一撃で大型戦艦を出来るのは言うまでもなく、照射角の変更次第では一艦隊を消滅させるだけの十分な破壊力を持つ。欠点は、一回の射撃でネェル・アーガマの全動力を消費し尽くす燃費の悪さ。他のメガ粒子砲が使用不可となるほか、操舵すらおぼつかなくなる。連射性能は皆無で、一度の戦闘で使用できるのは一回限り。ネェル・アーガマはU.C.0088からU.C.0096まで使用されているが、ハイパーメガ粒子砲を使用した回数は1桁に止まっている。

【コメント】

  • ZZガンダムという作品の特徴に引っ張られすぎて通り越してしまった結果、リアルロボットというよりスーパーロボット的な威力を設定されてしまった兵器。単体の戦艦の主砲であってこの戦略級の破壊力は破格である。そのため、後年の作品・後付け設定が出るにつれて、「理論上ではコロニーレーザー級」「使用には過度なデメリット」「第一次ネオ・ジオン戦争当時ならば使い道があったろうが」などの注訳がつき、実際の性能(使用可否の現実性を含む)が下方修正される傾向にある。
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