ガンダム用語事典

【 説　明 】

• 「S.N.R.I..」＝「Strategic Naval Research Institut」。連邦傘下の半官半民状態の公社。和名は海軍戦略研究所。コストを度外視した超高性能超大型機が戦場を駆け抜けた時代が過ぎ去った後、「フォーミュラ計画」を成功させ、MS小型化の風を吹き込んだ会社である。長らく連邦にMSを供給してきたアナハイムを下し、MS生産の主力を担う。
  F91を開発した後、宇宙海賊に試作MSのF97（クロスボーンガンダム）や「光の帆」搭載の戦艦、その他補給物資を供給し、更なる技術を確立させていったが、不運なことに木星の戦火は地球にも飛び火し、連邦に売り込む予定だったフリントはトビアたちに提供してしまった。さらにF99レコード・ブレイカーはすべて破壊され、予備パーツも製作データも破壊されてしまい、赤字が続いている。
  しかし、彼らの開発したMSはどれも高性能で、れきしの決定的瞬間を生み出している。その技術者魂には敬意をはらうべき。
  因幡（2009/03/31)
• ザンスカール帝国が台頭してくると、サナリィは分裂を余儀なくされた。理由はザンスカール帝国の本拠地、サイド2にあった支社、工場が接収され、職員たちがマリア主義に賛同してしまったからである。この接収されたサナリィ支社こそが、後のザンスカール帝国軍事部門べスパのMS開発に大きくかかわっていくことになる。
  
  方やウッソの母ミューラ・ミゲルをはじめとした元社員たちの一部は、反ザンスカール組織リガ・ミリティアのMS「ヴィクトリータイプ」の開発に携わることになる。この時代ではサナリィの技術が敵と味方に別れ、本社の存在は忘れ去られているようである。
  帰ってきた因幡（2013/04/29)

【コメント】

• 「ザンバスター」「ムラマサ・ブラスター」「バタフライバスター」等、一つの武器で射撃も接近戦もこなせる武器をいくつか開発しており、クロスボーンガンダム(つまりF-97シリーズ)共通の特徴となっている。
  帰ってきた因幡（2013/04/29)