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「宇宙世紀」辞書

宇宙戦国時代

読 み うちゅうせんごくじだい

【 説 明 】

  • 宇宙戦国時代とは、宇宙世紀0140年代以降の不安定な情勢を表現した例えである。

    この時代、コスモ・バビロニア建国戦争や木星戦役等の戦乱によって、地球連邦政府の凋落
    ぶりはとうとう歯止めがきかなくなっていた。自分らに仇なす組織・国に対する認識の欠如や
    対応の低さは、最早政府の無力さを証明するものに他ならず、宇宙コロニー間では、不安と
    憤りが募る一方となっていたのである。

    その結果、次第に各コロニーは連邦政府の統治から脱却し、次々と自治政府を樹立。無論、
    政府はその動きを許容するはずがなかったが、前世紀以上に人工の大地は増えていた為、
    その全てを再び支配下に置くことは不可能に近く、地球圏には、宇宙世紀以前の様に無数
    の独立国家が誕生する事になった。

    だが、この流れは経済格差などで対立したコロニー間の「紛争」という事態に発展し、連邦が
    介入しなかったという事も相まって、紛争は収まるどころか次々に勃発。宇宙世紀は先行き
    の不透明な時代へと突入していく事になるのであった。
  • スペースノイド独立がまるで成功したかのような世界情勢だがコロニー同士の対立と言う事でスペースノイド同士の団結力もまた無くなっている様である。

    サイド2の独裁国家ザンスカール帝国はそんな宇宙戦国時代に建国したコロニー国家の一つである。ザンスカール帝国は宇宙戦国時代の騒乱や形骸化した連邦の無関心振りを利用して勢力を拡大し、強大な帝国へと成長していった。
    そして152年、ザンスカールは宇宙に新たな秩序を築くと言う名目で地球連邦や他のコロニーに戦いを挑んだ。ザンスカール戦争の始まりである。

    なおザンスカール戦争後も宇宙の混乱や連邦の衰退は続き、宇宙世紀210年代にコロニー側と地球連邦の戦争が起こり、その結果地球連邦は崩壊したのだった。

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