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「宇宙世紀」辞書

神の雷計画

読 み ぜうすのいかずちけいかく

【 説 明 】

  • もともとはクラックス・ドゥガチが考えていた計画。大型コロニーレーザーによる木星から地球への直接攻撃のことであり、まず連邦の首都を破壊し、そのまま地球の自転にあわせて2時間おきに別の場所へと砲撃する。計算では、砲身が完全に溶けるまで12回、砲撃する。
    ドゥガチはこのコロニーレーザーの完成をまたずして地球侵攻作戦を展開。本来は日の目を見る事の無い計画だった。しかし木星帝国新総統「カリスト兄弟」の指示のもと、着々と計画発動への準備が進み、エウロペがトビアたちにそのことを伝えたときには、すでに発射予定日2週間ほどに迫っていた。
    この計画を阻止するためには、ミノフスキー・ドライブ・ユニットを使って木星まで行き、そこでコロニー・レーザー本体を破壊することしか手がなかった。超・長距離射撃故、砲身角度が少しでも狂えば地球には命中しない。
    距離を無視できる真空の世界と、行き来の難しい木星という地の利を生かした、恐ろしい作戦といえる。

【コメント】

  • ちなみに概算では、向こう30年は地球は木星のことを思い出す暇もないほどのダメージを被るらしい。カリストといいドゥガチといい、地球嫌いなヤツばかりが総統につく。
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