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「宇宙世紀」辞書

イルミナーティ

読 み いるみなーてぃ

【 説 明 】

  • セツルメント国家議会に反発する調停者的な秘密組織。
    元々は0153年のザンスカール戦争の頃から存在していたと言うごく普通のプライベートクラブだったが、地球連邦崩壊で世界の勢力図が変わったことを機に自分たちの価値観で勢力の均衡を保つべく反政府運動に投資し、警備団となることを決意した。
    参加者には退役軍人や政治家、ジャーナリストなど色々な人がおり、議会軍にもセツルメント自由同盟にもイルミナーティの協力者がいる。また数多くのMSを手がけたと言われる技術集団セイバーチームを組織に引き入れたことにより、独自の戦闘MSセイバーシリーズを作りあげ、独自の軍事力を持つにいたる。普通の場合は各軍内部にいる協力者が出来る限りの範囲で活動を支援する。
    基地や本部を持っておらず世界中にメンバーがおり、組織の実態を把握するのはかなり難しく、中には自分の所属組織がイルミナーティであることを知らないメンバーもいる。またこの組織は国土を基準にしておらず、既存国家の枠を越えたネットワークであり、各セツルメントとの利害や対立関係は無い。その為かセツルメント国家議会軍(主に強硬派)と戦ってはいるが、あくまで人類の発展の為に勢力バランスを保つのが目的であり、議会軍全てを敵に回すつもりは無い。ガイアの光事件やプロジェクトレイブンの騒動は議会軍の一派であるガーノーやバイスたち強硬派の勝手な悪行であり、その野望を打ち砕く為に戦っていたに過ぎない。

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