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「宇宙世紀」辞書

ニュータイプ

読 み にゅーたいぷ

【 説 明 】

  • ジオン・ズム・ダイクンが提唱した人類の革新。
    宇宙に進出した人類が、その環境に適応するために、柔軟な思考力と、広い認識力を身につけた存在。
    機動兵器での戦闘能力には超人的なものを発揮する場合が多いが、本人に言わせると「少し勘がいい程度」ぐらいの自覚らしい。
  • この言葉自体は一年戦争の少し前ぐらい(0070年代には)からあったのだが、その全貌は1年戦争から83年後の0153年(Vガンダム)になっても明らかにされることはなかった。
  • 簡単に言えば「ちょっとしたエスパー」。実際、ニュータイプ同士で共鳴や心の会話などが発生したケースは多い。
    他にも相手に強力なプレッシャーを与えるなど、実際どういった能力なのかは不明である。
    そのあまりな不透明さゆえに、時に戦争の理由にされ、地球抹殺のための大義名分にされる。
    その能力を完全解放した人間は、ララァ、アムロ、カミーユなどである。また、女性のNTが以外と優秀なことが多い。

    連邦のレビル将軍もまた、それらしき描写があったが、詳しいことは不明。また若い時のほうが高い能力を発揮できる模様(「子供はみんなニュータイプ」とはジュドーの弁)。
  • 一番本来の意味に近いと思われるのは、レビル将軍の「ニュータイプというのはな、戦争なんぞせんでもいい人間の事だ。超能力者の事ではない」という台詞であると思われる。ただし、Z以降は超能力の面がNT能力として強調され、さながら「聖戦士ダンバイン」のオーラ力のような描写がなされている。また、100年代を過ぎるとMS戦のスペシャリストの事を指すように扱われているなど、この頃になると最早ジオン・ダイクンの唱えたニュータイプ論から逸脱した存在になりつつある。

【コメント】

  • ストーリーの核心にあるものなので、説明が難しいですな。
  • 「スカルハート」にて、類人猿でもニュータイプになれることが判明。
  • 特に宇宙世紀におけるこの言葉は、使う人間が好きなように解釈して都合よく用いているような気がする。
  •  真空の空間に断絶された漆黒の宇宙、太陽フレア等による通信の途絶、機械に頼らないと生きられない極限の環境。
     その宇宙に適応するため、強力な脳波の送受信が可能になり、新たなコミュニケーション方法としてのテレパシー的な能力、機械の利用方法が直感的に解るサイコメトリー的な能力が発現した。て、ことですか?

     飽くまで、環境に適応してるだけだから同じ環境なら猿でもOK(タスマニアタイガーは犬に近い形態だか犬ではない)
     つまりアノ猿は、収斂進化(しゅうれんしんか)[複数の異なるグループの生物が、同様の生態的地位についたときに、系統に関わらず身体的特徴が似通った姿に進化する現象]というやつの一種ですね?
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