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「宇宙世紀」辞書

マルコシアス隊

読 み まるこしあすたい

【 説 明 】

  • 一年戦争時、キシリア・ザビの主導のもとで編成された特別競合部隊。

    ジオンは開戦当初から多くの兵士を募っていたが、エリートになるためには成績のみならず家柄や血筋といった複合要素も必要とされていた。
    その中で、出自や家柄に捉われずに優秀な成績を残した人間を1つの部隊として集約し、功績によってエースへの転向を約束された若人達、それがマルコシアス隊である。

    彼等はA〜Gの7小隊から成り、各小隊で戦果を競争させ、より大きな戦果を上げさせたようというサバイバル部隊である。そのため、隊員たちの間では結束力に加えて出世欲による競争、連帯感も多々生まれている。
    しかし、同時に隊員の消耗率も高く、統廃合や補充も多く繰り返されている。
    最終的に数名の隊員しか残らなかったが、それ故、宇宙へ再び上がる頃には名実ともにエース部隊となり他のエースパイロットにも名前が知れ渡るまでになっていた。

    隊長は教導試験官を兼任したダグ・シュナイド中佐であり、隊においては父親的な存在として多くの人間の支えとなっていた。

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