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PS装甲
【 説 明 】
- 実弾を跳ね返す装甲。地球連合軍の5つのガンダム(ストライク、イージス、デュエル、バスター、ブリッツ)に初採用される。エネルギーの消費が激しいのが難点である。
- Phase Shift Armor=フェイズシフト装甲。一定電圧の電流を供給することで、相転移する特殊金属を使用した外部装甲。相転移装甲とも呼ばれるこの装甲は、マシンガンの砲弾や重斬刀、アーマードシュナイダーなどの実体兵器による攻撃を無効化する。実弾兵器として貫通能力の高いレールガンも例外ではなく、実体兵器の攻撃に対してはほぼ無敵に近い防御能力を有する。この装甲を初めて実装したのは、大西洋連合がオーブと共同で開発した『ストライク』『デュエル』『バスター』『ブリッツ』『イージス』の5機の試作GAT-Xシリーズ。上記の5機がロールアウトした当時、ザフト軍の保有していたモビルスーツのジンやシグーはマシンガンや重斬刀を主装備とするため、通常装備ではダメージを与えることが出来ない。ザフトは内4機を奪取するものの、『ストライク』は脅威の存在に変わりは無かった。相転移した金属は、電流により分子配列が再編成され、色を帯びるという特殊性を持つ。また、5機の試作GAT-Xシリーズを見て判る通り、各機フェイズシフト展開時の色が異なる。これは供給電力の電圧差から生じるものであり、電力無供給時はいずれも外部装甲はグレートーンのモノクロカラーとなる。そして、この色彩変化はフェイズシフトが抱える致命的な弱点の一つでもある。実体兵器に対して絶大な防御力を誇るフェイズシフト装甲だが、この防御力を維持するには常時一定電力を供給しなければならない。よって、機体搭載バッテリーの消耗が激しいという欠点がある。また、着弾と同時に大幅に電力消費率が上がってしまい、結果的に稼働時間は最大時間より短縮されてしまう。電力を消費し尽くすと、ディアクティブモードとよばれるグレートーンのカラーへ戻る。この状態をフェイズシフトダウンと呼び、敵に対してあからさまに戦闘力低下を露呈するという致命的な弱点を抱えている。なお、このフェイズシフト装甲が展開されるのは、あくまでも外部装甲のみ。装甲で覆うことが出来ない関節部分やスラスターノズル周辺、カメラセンサー類、露出しているフレームなどには効果を及ぼさない(後にフレームにもフェイズシフトを使用した例もある=ストライクフリーダム)。また通常装甲に比べて優れた耐熱性を持つが、初期GAT-Xシリーズが装備するビームライフルやビームサーベルなどの攻撃には耐えることが出来ない(ただし、低出力のビームマシンガンなどはその限りではない)。なお、実際に開発を行ったのはオーブ連合首長国であるが、技術的にはブラックボックスとなっているため解析に難航。GAT-Xシリーズのデータを盗用して開発したプロトアストレイシリーズに実装することは断念され、ストライクルージュによる実装を待たねばならなかった。モビルスーツにのみ実装されるものではなく、ジェネシスなどの拠点攻撃兵器にも使用される特殊な例も確認されている。この技術は後、トランスフェイズ装甲やヴァリュアブルフェイズシフト装甲といった技術に発展する。
- ビーム兵器には大した効果はないものの、巨大な施設に使用した場合は、装甲面積が広がりエネルギー許容量が増すことでビームにも効果を発揮する。作中ではジェネシスが並のビーム兵器はおろか、ローエングリンすらも防ぐ程の防御力を見せているが、それはこの事に起因している。
実弾兵器にはほぼ無敵ともいえる耐久性を持つが、一部の機体を除きフレームまでPS装甲化はされておらず、関節やセンサーなどは普通に破壊することが可能であり、装甲を破壊できずとも衝撃までは緩和できる訳ではないため、内部の機械やパイロットへダメージを負わせることも可能となっている。
また、レールガン以上の極めて強力なパワーさえ与えれば実体兵器でも破壊は可能で、ザフトではグフクラッシャーのインパクトバイス、連合ではネロブリッツの背部アームなど、物理攻撃でPS装甲を破壊できる武装は多少ながら存在する。
また、本来はジェネシスαにもPS装甲が施されていたが、ジャンク屋組合に渡った際、自動車のフレームに転用する為に剥がされてしまっている。
【コメント】
- 強度は
白<黄<緑<青<赤<黒、薄い<濃い と推測される。
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