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「コズミック・イラ」辞書

血のバレンタイン

読 み ちのばれんたいん

【 説 明 】

  • C.E.70。ユニウスセブンは地球連合の核攻撃を受け、24万3721名もの犠牲者を出した。これをきっかけにコーディネーターとナチュラルとの戦争がさらに激しくなる。
    この事件を世間では血のバレンタインと呼ぶ。
    因みにユニウスセブンは農場プラントであった。
  • この事件でアスランの母、レノア・ザラも死亡した。

【コメント】

  • ティターンズと同じくらいたちが悪い。
  • 公式年表によると、投入された核ミサイルはユニウスセブンに打ち込まれた一発のみで、またブルーコスモス派の将校の独断によって秘密裏に持ち込まれたものであるなど、公的な軍事作戦にしては幾つか不可解な面もある。事実、それを知る由の無い連合軍上層部はプラントの自作自演と反論している。そのためロゴスが関与していた可能性は高いが、同様な組織は複数存在するため未だ真相は不明である。
  •  通常装備よりも足の遅い核装備のメビウスが、友軍が全滅する中、単騎で如何にしてザフトMS部隊の最終防衛ラインを突破し、ユニウスに肉薄したのか不明という点。(当時のMSとMAの戦力比は、1対10)
     何故、NJを使用しなかったのか(MSは、NJ環境下での運用を想定)、NJが無いなら広域レーダーが使用可能でMAの捕捉は容易なのに、何故ザフトは捕捉・迎撃しなかったのかという点。(プラントの報道は、生中継していた)
     何故、敵MS部隊や首都に相当するコロニー、兵器生産コロニー(WW2の原爆投下は、広島が戦艦開発の拠点だったため。戦艦『大和』も建造)でなく、戦略的に重要性の低くい農業プラントを狙らわれたのかという点。
     何故、核ミサイルがたった一発しか配備されていなかったのかと言う点。(農業プラントは計4基)
     例え一発とは言え、一将校が独断で、それも極秘に核弾頭の移送・使用が可能なのかと言う点。(大統領や基地指令の認証コード、立会いは必要無いのか)
     ロゴスや理事国が、自国の財産であるプラントの破壊を、開戦初期に承認するのかと言う点。
     SEED第1話で中立にも関わらず奇襲を受けたヘリオポリスの住民は、速やかにシェルターへ避難する事でコロニーが崩壊するも、生還した者もいたが、正式な宣戦布告の三日後に行われたプラント付近での正規の戦闘に、何故ユニウスの住民は誰一人シェルターへの避難を行わなかったのかと言う点。
     BTWの原因となりうる、巨大建造物である『ユニウスセブン』が崩壊したのにも関わらず、何故、付近に密集している他のプラントコロニーに、破片の被害が全く無いのかと言う点。(ケスラーシンドローム)
     また、農業プラントにも関わらず、死者数がプラント一基当たりの平均人口を上回る点。(飽くまで、プラント側の主張する人数であり真偽は不明)
     等々、疑問が少なくない。
     公式設定でプラントは全人口2000万人
     プラントコロニーは最初期は92基、CE73年時点で120期
     プラント一基当たりの平均人口は、2000万人÷92基=21万7392人である。(端数は繰り上げ)
     農業プラントであるユニウスセブンは、住居より遊牧的な田畑に多くのスペースを割いているので、当然さらに小人数
     平均人口を上回る24万3721人の死者が発生する可能性は、限り無く低くい。
  • アークエンジェル一行は、核攻撃を受けたとされるこのプラントの水を平気で回収し使用した。放射能汚染の危険性をだれ一人認知していなかった。
    (放射能汚染の除去が可能な機能があるのならば、曲がりなりにも宇宙艦船なのだから、当然より高度なオシッコのリサイクル機能も有ると考えられ、船内の水は管理・循環されているため水不足に成るとは考えにくい)
    オーブ、連合等のプラント以外の人間は核の放射能汚染は「無い」と判断したと思われる。
  • 廃棄用の核をビームに変えて撃ったGP02であの威力だから核ミサイル1発で壊滅的被害を受けてもおかしくはない
  • 全人口に対して必要とされる生産人口の比率や犠牲者数を見るに、ユニウスセブンは大量の人口を抱えていた可能性がある。開戦の危惧により疎開等してきた人たちが増えれば、その数字はさらに跳ね上がっただろう。ゆえに連合軍はあえてこのコロニーを狙ったのかもしれない。単発で最大規模の人的被害を与え、さらに食糧事情に破滅的な被害を与えるために。ただ、そのために多数の非戦闘員を犠牲にすることは承知の上(むしろブルーコスモス等一部にとっては望むところ)だったのだろうか。
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