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「西暦」辞書

6人の仲間

読 み ろくにんのなかま

【 説 明 】

  • 公式外伝『機動戦士ガンダム00I(ダブルオーアイ)』の主人公レイヴに下された特殊ミッション。但し、彼が思っているように本当にヴェーダの指示かは不明である。何故「6人の仲間」を集めるのか、目的もその結果がどうなるのかも不明である。しかし、テリシラは6人が集まった時にこそ、何かが起きるのではないかと推測している。レイヴが覚醒し彼に連絡を受けた事が引き金になり、仲間の「覚醒」を促す能力を持つテリシラが覚醒した。

    ヴェーダは選定に関与はしないが、選ぶべき者を示唆している。複数の候補が存在する為、取り換えの利く存在である。6人全員が揃わなければ、何の為の仲間集めかは分からない。「仲間」としてカウントされるのは、あくまでも肉体でありパーソナリティ(人格)は問わない。所属陣営も問わない。イノベイド・ハンターのラーズが何故か仲間だったり、リボンズの許に集ったイノベイター(イノベイド)の一人であるリジェネが5人目だと名乗り出たりもする。レイヴとビサイドなどのように前の人格と現在の人格という差異はどうでも良いようだ。

    ビサイドが自身のオリジナルボディであるレイヴの肉体を乗っ取った事で一時的に仲間入りしたが、フォンに敗れて重傷を負いサブボディである別の肉体に乗り換えた際、その資格を失い除外されてしまった。人格が替わろうが、人間として何処かの軍にいようが、イノベイターと錯覚してリボンズの許にいようが、そんな事は瑣末事である。このミッションがリボンズを出し抜く事に繋がるかもしれないと考えたビサイドは再びレイヴの肉体を乗っ取ろうと画策し、同様の理由からリジェネは「覚醒」をテリシラに要求し、フォンは自身の所有するヴェーダにアップされた情報から「仲間探しの謎」に薄々気づいて介入した。

    リボンズはヴェーダを介してリジェネの視覚にリンクし、見透かしていた。レイヴを救った見返りとして「6人の仲間」の詳細を聞いたフォンは、「発見者」と「覚醒者」たる両名が最終的には「仲間」としてカウントされない可能性を示唆した。リジェネをビサイドの関係者という理由で嫌ったテリシラだったが、まずは仲間を揃えるべきだとのレイヴの意見を受け入れ、リジェネの覚醒に踏み切った。

    実は「6人の仲間」探しのミッションとは、ヴェーダと人間とイノベイドから為る、イノベイド編成の「監視者」の結成だった。リジェネは他のメンバーとの軋轢から最終的に排除されてしまう。このリジェネのリセットはラーズが「リジェネは相応しくない」と吹き込まれた事が彼のリジェネに対する悪感情を煽り、またリジェネ自身が仲間集めの真相を知った時に深層意識下に囁きかけたリボンズの気配を嫌悪した猛反発…この2つが作用していた。

    ブレイクピラー事件の際の監視者抹殺は失敗したものの、リジェネの監視者排除とアロウズの権限拡大には成功した。リジェネの排除に関してはリボンズが関与した結果である為、公正なジャッジとはお世辞にも言えない。リジェネに代わってフォンをオブザーバーとして迎えたいというレイヴの提案に他のメンバーは賛同したが、それをフォンが了承したかは不明である。

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