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「西暦」辞書

アロウズ

読 み あろうず

【 説 明 】

  • 地球連邦の中に位置する独立治安維持部隊。
    ユニオン軍の高官、ホーマー・カタギリを最高司令官としており、地球連邦政府の番犬的な存在として機能している。
    しかし、実際は連邦非加盟国や反政府組織の嫌疑がある者達を徹底して弾圧し、その所業を闇に葬ることを平然と行ってきていた。
    アロウズの使用するモビルスーツは、カラーリングを鮮やかな真紅としている。
    主なメンバーは、アーサー・グッドマン准将、アンドレイ・スミルノフ少尉、リー・ジェジャン中佐、アーバ・リント少佐、バラック・ジニン大尉、そして、リボンズの差し向けたルイス・ハレヴィや、カタギリの甥であるビリーも所属している。
  • トレミークルーの武力介入の結果として誕生したと思われているが、実際はフォン・スパークがヴェーダの所在を突き止める為に起こしたテロが原因で作られた組織である。
  • 世界統一に手を焼いた地球連邦政府が更なる国家統合と意思統一を目指して正規軍である地球連邦平和維持軍とは別に政府直轄として創設した独立治安維持部隊。
    連邦に加盟しない中東などの国家やカタロンと言った反乱分子、統一に背くような主義・思想に対して非人道的な弾圧・虐殺を行い、そういった情報は全て情報操作でもみ消す。既にセカンドシーズン第2話の時点で十数回もそのような残虐作戦を行っており、虐殺数は既に数万人を越している。
    反乱分子の容疑者は即効で逮捕・抹殺すると言う物凄い権限を持ち、また正規軍である連邦軍よりも待遇がよく、少佐であっても正規軍大佐よりも格上と言うエリートな軍団(恐らくアロウズが出来る前、連邦軍は統一に役立てていなかった事が伺えられる)。
    実はアロウズとはヴェーダを乗っ取り、地球連邦を支配したリボンズがイオリア計画の第3段階である「人類の意思統一」の為に作り上げた部隊で、情報操作もヴェーダで行っている。さらに大統領を初め、政府上層部もリボンズの手先に変貌しており、地球連邦はイノベイド軍団による独裁国家と変貌している(だがこの事を知っているのはアロウズの最高司令官であるホーマーやリボンズの知り合いであるルイスと限られた人間だけ)。
    数々の残虐作戦を行い、ついには連邦軍の指揮権を手にしたがソレスタルビーイングとカタロン、そしてそれまでの横暴に怒った正規軍のクーデター派の反撃で壊滅、リボンズたちイノベイド軍団全滅後は改革した地球連邦により全ての悪逆行為を暴露され、解散させられた(だがそれに反発する隊員もいくつかいたとか)。

【コメント】

  • もし外道アロウズにより世界が完全に武力支配されていたらどうなってた事やら・・・未来永劫争いが絶えず続いていただろうな・・・
  • 下手してたら、時空(世界観)の異なる世界にまで足踏み入れ、連邦(或いは連合)を乗っ取って、弾圧・虐殺行為を行っていたかもしれない。
  • ↑それどころかマリナみたいな平和を願う人間は「悪」として一人残らず完全に殺しつくされて、二度と消える事のない戦乱の火種を永久に抱えた戦争狂に成り下がった人類が宇宙に進出し、異星人に対して対話と称した破壊や侵略、虐殺をやりまくって、地球と言う惑星を完全に貶めるかもしれないかも。
  • 逆に統一ができれば、虐殺等は減ったのではないだろうか?
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