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「西暦」辞書

上官殺し

読 み じょうかんごろし

【 説 明 】

  • グラハムの代名詞のようにも使われる事もある言葉。2304年、彼の恩師スレーチャー少佐がユニオンの主力機を決定する模擬戦の際、MSブラストで体当たりを敢行した。それを避けるべくグラハムはブラストの尾翼を切り裂いたが、それでもあり得ぬ墜落を遂げて死亡したのだった。その模擬戦での件以降、グラハムは否定せずに敢えて甘受し続けている。

    娘婿が作った借金を帳消しにする為、自身に生命保険をかけ、命を代償に愛する家族を守ったというのが真相である。それを知っているグラハムは、スレーチャーを尊敬もしている為、恨む事が出来ずに当時は随分と苦悩した。1stでグラハムを妬んだジョシュアが口にした為、ダリルやハワードは激怒したが、当事者のグラハムは全く意に介さず実力を持って認めさせると宣言した。

【コメント】

  • この頃、既に力が正義と歪んでいたグラハムだが、まだマトモな側面があったと言える。そんなグラハムを娘婿に見初めたスレーチャーだが、肝心の娘の気持ちを見事にスルーしていた。
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