ガンダム用語事典

【 説　明 】

• ３機のガンダムスローネを操るトリニティ３兄妹（ヨハン、ミハエル、ネーナ）のチーム名。
  計画の乗っ取りを画策していたアレハンドロ・コーナーによって生み出されたデザインベビーで、極秘裏にセカンド・チームとして編成されていた。
  ３機での運用を想定したガンダムスローネ各機と同じく、常に３人で作戦行動を展開している。
  だが、刹那やロックオン、アレルヤ、ティエリアと違い、苛烈なまでの武力介入を行っている。
  その過程で、スペインの保養地にいたルイス達を面白半分に攻撃、同じく民間人の働いているアイリス社へも容赦なく攻撃（このときはグラハムによって撤退させられた）した。結果、ガンダムマイスターとしての信念、誇りを持った刹那達の理念から大きく逸脱した３人は、遂には刹那達とさえも敵対することになる。
  だが、実は世界にＧＮ−Ｘが配備され、国連軍を結成させる為のコマに過ぎず、広州を襲撃した際に頂武のＧＮ−Ｘ部隊に敗走。その後、南アフリカの拠点をも失い、逃亡生活を余儀なくされていくことになる。
  そして、最終的にアレハンドロに抹殺を依頼されたアリー・アル・サーシェスの手で事実上壊滅した。
  このときミハエルは射殺され、ヨハンはサーシェスに奪われたスローネツヴァイによって、愛機のスローネアインもろとも死亡、かろうじて生き残ったネーナは、後に王留美のもとに身を置くことになる。
  エス氏（2008/08/28)
• ネーナ・トリニティは、後に王留美を裏切り、彼女を抹殺する。しかし、直後に現れたルイス・ハレヴィとレグナントによって、スローネドライもろとも叩き潰されている。
  最終的にトリニティ兄妹は全滅という結果になった。
  エス氏（2009/04/04)
• 国連軍結成を急速に実現させようとリボンズが自らの遺伝子を元に造らせた捨て駒。彼に操られているとは知らずにアレハンドロが同じ監視者のDr.リヒカイトにリボンズの肉体を分析させ、そのデータから遺伝子操作で造り出したデザインベイビー、それがトリニティ兄妹である。
  
  自身では戦争根絶の為に戦う真のマイスターだと吹き込まれ、甘やかされて育成された為、トレミーのマイスター達を侮蔑し格下と看做した発言をミハエルが繰り返し、好き放題に言わせた後で仮初めの謝罪をするなどした事からヨハンも紳士然と振る舞ったところで同類である。
  
  トレミーの行動は手緩く唾棄すべき行為と断じて人類全体をも愚かだとヨハンとて見下していた。しかし、その真の役割は世界の憎悪を浴びて滅びる捨て駒だった。ジンクスの配備が終わった時点で用済みとなり、アレハンドロの命を受けたサーシェスによりミハエルは呆気なく射殺され、傷を負ったヨハンも自分達が最初から捨て駒だったという事実を受け入れられずにスローネアインと共に爆散して果てた。ネーナは刹那が割って入った為、辛うじて逃れたのだった。
  
  因みにネーナにはイオリア計画に参加していた科学者が提供した遺伝子が使われ、その科学者の子孫がビリー・カタギリの妻ミーナ・カーマインである。つまり、ネーナとミーナは遺伝子上の姉妹みたいな関係。
  クロリス（2010/06/07)
• 本来イオリア計画の予定ではセカンドチームなど存在しないはずであり、ヴェーダに従順なティエリアさえも彼らやスローネの存在は知らなかった。と言うのもこれは計画の乗っ取りを企んだアレハンドロとリボンズがヴェーダを改竄したからである。
  そしてティエリアは彼らの無礼な態度や凶悪なやり方に腹を立て、予定外の存在である彼らをガンダムマイスターに相応しくないと見なして駆除すべく、トライアルシステムを使用するが、リボンズの策略でシステムを停止され、失敗した。
  そしてティエリアはこの頃から気づき始める・・・計画が狂い始めている事に・・・
  デスペリオル（2014/07/16)

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