「アドバンスト・ジェネレーション」辞書

マーズレイ

読 み まーずれい

【 説 明 】

  • 火星に発生する強力な磁気嵐の名称。イゼルカントは「死の光線」とも呼んでいる。

    「死の光線」という名が示す通り、人体に悪影響を引き起こす効果があり、マーズバースディ計画が中止となった原因であり、ヴェイガンにおける一種の風土病ともなっている。

    基本的に死病であり、予防や治療の手段も存在しない。そのため多くのヴェイガン人がこのマーズレイで命を落としている。主な対抗策としては薬品やコールドスリープなどが存在するが、いずれも病気の進行を遅らせるだけで完治は不可能。その上これらの対抗策も基本的に高価で、一般人まで十分行き届いていないのが現状である。

    しかし、ラ・グラミス攻防戦の後、AGEシステムとEXA-DBを使い開発された「イヴァース・システム」により、ついにこのマーズレイを無効化する事に成功し、火星圏での安全な移住が可能となった。
  • そもそもこの病気の原因はマーズバースディ計画の一環で行われたテラフォーミングの為の土壌改善の結果、火星の地表に人体に有害な微粒子が生成したからである。
    この有害微粒子が磁気嵐マーズレイで飛ばされる事で火星軌道の衛星やコロニー、宇宙空間にまで届き、死病を発生させたのである。この微粒子は磁気フィルターやプラズマフィルターを通しても完全に除去仕切れない厄介なものでヴェイガンの民はこれに散々悩まされる事となった。
    マーズレイの進行を止めるだけの薬は体内に入った有害物質をキレートにして排泄物として出す薬剤で、気休め程度にしかならない。
    だがイヴァースシステムにより微粒子を飛ばす磁気嵐が抑制できるようになった。これにより死病が発生しなくなった。

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