ガンダム用語事典

【 説　明 】

• ガンダムAGE-1の主武装として、AGEシステムが提案した初めての武装。いわゆるビームライフルの一種である。
  
  小説版によると「ドッズ」は「Drill-Orbital Discharge System（機械穿孔電子軌道放出システム）」の略であり、ドリル状に回転させたビームが「DODS効果」を発揮して、対象を共振粒子の渦に巻き込んで消滅（原子崩壊）させるというものである事が語られている。その威力は、従来の連邦軍の兵器では破壊できなかったUE製MSの装甲をたやすく破壊できる程である。
  かつては空想の理論とされていたものだが、マリナ・アスノの研究により実用化に至っている。ただし、本人はこれ宇宙開発のために用いるつもりであった。
  
  原理的には、現在の銃器に存在する「ライフリング（銃身内の螺旋状の溝）」を、ビーム兵器で再現したようなものである。ただし、クランシェの様に開放型のバレルを持つライフルでもDODS効果を発揮できているため、実際に溝が彫られているわけではない。
  
  AGE-1の完成に遅れて配備された（それまではジェノアスのスプレーガンを使用していた）が、この武器は用途に応じ精密射撃モードやハンドガンに変形させることが可能となっていた。
  後にこのライフルをベースに、マッドーナ工房で簡易型の「ドッズガン」が開発されているが、これは変形機構をオミットした短銃身の物となっている。また、アデルのライフルは変形機構を省いた代わりに高精度なセンサーを搭載した改良型バレルを持っており、そのままでもAGE-1のものを上回る射撃精度を確保している。ちなみにこの3つのライフルの機関部（ハンドガンにあたる部分）は、全て共通のものを使っている。
  
  バリエーションとしては、威力を2倍に強化したガンダムAGE-2の「ハイパードッズライフル」、「ツインドッズライフル（キャノン）」などが存在する。また、ディーヴァのフォトンブラスターキャノンはこのドッズライフルの原理を応用して開発された。
  C0LASOUR2000（2012/10/15)

【コメント】

• 小説版1巻においてメガ粒子が〜の文章があるため小説版においてはメガ粒子を使用しているらしい
  ライアー・フォックス（2013/12/12)