「アドバンスト・ジェネレーション」辞書

地球連邦軍

読 み ちきゅうれんぽうぐん

【 説 明 】

  • 地球連邦政府の軍隊でアドバンスト・ジェネレーション以前のコロニー国家間戦争の頃にも存在していたが戦争終結に伴う銀の杯条約により解体されたようだ。
    アドバンスト・ジェネレーション時代の地球連邦軍は101年の天使の落日、即ちUEの出現に対して再結成されたものである。銀の杯条約以後の技術で戦闘車両や戦艦、戦闘用MSジェノアスを開発・配備しているが、条約締結以前の戦闘兵器に関するノウハウが無い上に技術力の差からUEに苦戦する始末でガンダムAGE-1が開発されるまでの14年間、一度も勝っていなかったと言う。なおUEの出現が散発的なため、民間や政府、軍においても危機意識が薄く、不正行為が横行し、しかもUEに攻撃された別のコロニーや各地の内戦などにも無関心と組織腐敗が進んでいる。
    だがAGE-1が登場した115年のコウモリ退治戦役を契機に正体が発覚したUEことヴェイガンと全面戦争へ突入、積極的にヴェイガンと戦うようになった。勢力圏を奪われつつも140年ごろにはフリットが総司令官に就任し、AGE-1の技術を基に従来機の改修や新型機の配備が進んでいるなど戦力も強化されており、ヴェイガンにも対抗できるようにはなっている。
    142年の勇気の日にフリットによりフロイ・オルフェノア首相の内通と言った腐敗暴露とヴェイガン内通者の徹底摘発による大掛かりな組織改革の際には、地球を中心とした軍拡路線に向かうが、これが原因でコロニーが貧困に見舞われ、軍内部でも臨検とは名ばかりの略奪や恐喝、麻薬密売といった不正行為が横行し腐敗がさらに悪化、宇宙海賊や反連邦組織が発生する結果になり、さらにフリットの引退で改革が中途半端になってしまいまた内通者が発生する事となる。なお軍が違法で企業を経営しているのはまだマシな方だと言われている。
    164年のイゼルカントによる本格的な地球侵攻作戦開始宣言と同時に総司令部ビッグリングが破壊され、さらに地球に潜伏していたヴェイガン部隊の同時多発決起により地球の4割が制圧され、民が月へ疎開することとなってしまう。

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