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「アドバンスト・ジェネレーション」辞書

Xラウンダー

読 み えっくすらうんだー

【 説 明 】

  • AG世界におけるニュータイプに相当する存在。

    脳内にある「X領域」を活性化させ、先読み能力や常人をはるかに上回る反射を発揮することが可能な人間を指す言葉であり、作中ではユリン・ルシェルが初めてこの能力を使っている。
    上記の能力のほかにも、いわゆるテレパシー的な能力が使えたり、ビット兵器のコントロールにも使われる。更に二人以上のXラウンダーがいれば、その能力を増幅させる事が可能である。

    ヴェイガンでは早期に研究が進められていた模様で、ファルシアなどのXラウンダーに対応した兵器や、マジシャンズ8のようなXラウンダー部隊を生み出している。また、疑似的にこの能力を再現する事が可能な「サイコメット・ミューセル」も開発している。
    連邦軍ではXラウンダー適性試験なるものが確立されてはいるものの、それに対応した兵器を(AGE-FXを除き)開発することはなかった。

    なお、強力なXラウンダーであるイゼルカントはこの能力に対して否定的であり、これを「人類の進化ではなく退化」としている。
    また、能力を使いすぎると暴走して理性を失ってしまうという欠点が存在し、実際にジラード・スプリガンは能力が共鳴した時に暴走して周囲のXラウンダー対応兵器のコントロールを乗っ取り、他のXラウンダー達に精神的に干渉し苦しめている。

    相手がXラウンダー以外でも、自分が殺そうとした相手の顔や悲鳴が脳に流れてくるなど、とにかく精神的な苦痛を味わうため、キオが徹底して不殺に走った原因の一つともなっている。
  • 過去に地球連邦でも研究が行われていたが、分野としては未発達な上に古い伝承や迷信などが交じった推測や拡大解釈などによりまともに研究されていなかった。
    140年代になって連邦ではXラウンダー適正技術が実用化しており、連邦軍では適性検査が行われているも、この時はまたXラウンダー用兵器は開発されておらず、連邦軍のXラウンダー用兵器の完成は160年代のパイオニアαとティエルヴァ、AGE−FXを待たねばならない。

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