「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の登場兵器 |
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アビスガンダム
【 説 明 】
- 様々な戦局に対応出来る兵装を装備し、尚且つ水中戦用のMAにも変形することが出来る特殊な機体。水中戦を想定され、機体は流線型である。塗装色は青が基調。
主武装は接近戦を想定したビーム・ランスやカリドゥス複相ビーム砲、対空敵機体を撃墜することを想定された連装ビーム砲当、多数のビーム兵器を搭載しており、奪取された三機のMSの中では火力は最高。 パイロットはアウル・ニーダ。
ガイア、カオスと共にザフト軍基地、アーモリーワンにて奪取された。その後の戦闘で他の二機と共にミネルバを攻撃するが、キラ・ヤマト乗るフリーダムに小破させられ、シン・アスカ乗るブラストインパルスに撃墜される。そのときにパイロットも死亡。
ちなみに「アビス」とは「深淵」の意。
- アビスはビームライフルを装備していない。
- 所属軍 ザフト軍 地球連合軍
所属部隊 第81独立機動群 通称「ファントムペイン」 全長 17・84m 重量 92・39t
<武装> MMIーGAU1717 12・5ミリCIWS (頭部にある近接防御火器システム。防御用ではあるが高い連射性を誇る。ペーシックな装備として多くのMSに採用されており、また12・5ミリ口径の弾丸はザフトでポピュラーなものらしく他の兵装にも多く見受けられる。) MMIーGAU25A 20ミリCIWS (胸部にあるクローズ・イン・ウェポン・システム。頭部のそれより口径が大きい為、それなりの威力を持っている。インパルス、カオス、ガイアにも同様の物が採用されている。) MGXー2235 カリドゥス復相ビーム砲 (胸部にある大口径大出力のビーム砲。アビスの主力兵装でその猛火の名の妬く、多くの敵を尽く灰燼とせしめてきた。) MMIーTT101Mk9 高速誘導魚雷 (両肩シールドに2門ずつ設けられている魚雷発射菅。水中活動時のメイン兵器となっている。そこから発射される高速誘導魚雷もグーン、ゾノを経ることによって格段に性能が向上している。) M68 連装砲 (左右シールドに4門取り付けられている実弾兵器。強力な炸薬が装填されており面で標的を破壊する。その為、MS戦はもとより対艦船び真価を発揮する。) MAーX223E 3連装ビーム砲 (左右シールド内側に並ぶビーム砲群。MS時にシールドを展開し発射する。口径こそやや小ぶりだが6門という数と連射性能それをカバーしている。カリドゥス、バラエーナ改、M68、と同時に発射される様は圧巻の一言である。) M107 バラエーナ改2連装ビーム砲 (背部に2門装備されているビーム砲。フリーダムのメインウェポンであり絶大な威力を誇っていたM100プラズマ収束ビーム砲をデュートリオンシステム仕様にして改良した物であり、MA形態時の主力兵器となっている。射角にやや難があるもののMS時にも使用可能である。) MXーRQB516 ビームランス (アビスが常に構えている長槍。実刃とビームの矛先を併ち持ち、更に石突きまでもが鋭い打突基となっている凶悪とも言える携帯兵装。
- ザフトが開発した新型MS群「セカンドステージシリーズ」の一機。水中戦を主目的とするため、潜水艇型のMAへの変形機構を持つ。
プラント(ザフト)における水中用MSの開発は、地球侵攻の意思表示と受け取られかねないため、戦後の水中MSの開発はあまり積極的ではなかった。 しかし、過去に連合の水中MS部隊に大敗を喫していた苦い経験から、開発者陣としては、この機体はそのリベンジも兼ねて開発されたとも言われている。
ホームグラウンドである水中は元より、MS形態は完全な人型をとる事で、グーンなどでは問題視されていた地上での機動性は大幅に改善され、更に宇宙での運用も可能となっている。 地上での火力支援機としての運用も想定して、ビーム兵器を中心とした火力の充実も図られており、さらに格闘戦にも対応しているなど、水中MSとしては最強クラスの能力を持たされている。
当機は皮肉にも想定されていた「敵」である連合軍に奪われ活躍したが、最後はインパルスとの交戦で虚を突かれた攻撃によって撃破され、名前の由来となった深淵に沈んでしまった。
- 武装
12・5mmCIWS 頭部眉間中央に装備された防御行為用の武器。他の機体もこの武器の採用例は多く、ザフトにとってはポピュラーな物。 防御用であると同時に速射性能も優秀。
20mmCIWS 機体胴体上部に装備された防御用火器。頭部に装備された物の口径を大きくした事により、威力は強化されている。 カオス、ガイアおよびインパルスにもこの武器が採用されている。
連装砲 肩部の左右シールドに装備された実体弾式火砲。強力な炸薬を採用している為、正面の標的を破壊する。格闘形態はもちろん水中航行形態の両形態でも使用可能。 インド洋でミネルバとともに航行していた二ーラゴンゴを、この武器と誘導魚雷を駆使して撃沈させた。
高速誘導魚雷 左右肩部シールドに2門ずつ内蔵した魚雷ランチャー。水中航行形態における主兵装になる。 グーンおよびゾノに採用されていた物を格段に強化している。 インド洋の戦闘において、ルナマリアが搭乗していたザクウォーリアの左腕部を吹き飛ばした。
3連装ビーム砲 左右シールド内側に装備された内蔵式のビームキャノン。格闘形態においてシールド展開後に使用され、水中航行形態では装備箇所の都合上、使用不可能。 口径は小振りである代わりに、速射性能と計6門を装備する事で威力をカバーできる。 この装備を含め、胸部のカリドゥス、背面のバラエーナ改、両肩シールドの連装砲を駆使した斉射攻撃は圧巻ともいえる威容を誇る。
カリドゥス複相ビーム砲 胸部に装備された大口径高出力ビームキャノン。格闘形態の主兵装であり、アーモリーワンの戦闘時に、偶然アスランが搭乗していたザクウォーリアの左腕を吹き飛ばした。
バラエーナ改2連装ビーム砲 背面に装備されたビームキャノン。フリーダムにも採用されたバラエーナを、デュートリオンシステムに仕様変更された。水中航行形態において主兵装に使用され、格闘形態でも使用できる代わりに、射角に難点が生じる。
ビームランス 本機が使用する槍状の携行式格闘兵装。実体刃とビームブレードを一体化させたと同時に、石突を鋭くした事で攻撃的な形状をしている。 陸上・宇宙に加え、ビーム兵器の使用制限が出来る水中でも使用が可能で、格闘戦において発揮される。 水中航行形態でも使用が可能で、機体下部に装着され、衝角の機能を果たす。 但し、ユニウスセブンの戦闘では、イザークが使用したスラッシュザクファントムの攻撃で破壊された例が存在する。
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