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No.1335/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ みくろっと -(2012/06/16(Sat) 20:37:37)
その青年は、続けてこう言った。
???『僕はイノベイター、リボンズ・アルマークだ。』
続けて横から聞き覚えのある声が聞こえた。
???「リボンズ!!何故こんな事を…!」
その声の方を見ると、刹那がいた。
バナージ「刹那、あいつを知っているのか!?」
刹那「奴は…相手が誰であれ利用する酷薄なイノベイド…ヴェーダに作られた存在だ!」
???「だったら、止める必要があるんじゃないか?俺も同じ声の奴がいると何かともどかしいからな。」
ディスプレイの向こうで喋り続けるリボンズの声と、見事に同じな声の主―アムロがいた。
バナージ「でも…そんなことをしたらコロニーが…たくさんの人が死ぬかも知れないんだぞ!!」
刹那「だが…このまま引き下がって奴らの思い通りにさせてはならない。」
アムロ「わかってるよ。コロニーをやらせる前に奴らを追っ払うぞ!」
バナージ「勝算はあるのか!?」
アムロ「学園のパイロットを総動員すれば…」
刹那「そうだな。そうすればきっと…」
バナージ「学園に向かうぞ!今いるみんなを総動員するんだ!!」
そして、3人は学園へ向かった。

――ガンダム学園
集まったパイロットは、
バナージ・リンクス、刹那・F・セイエイ、アムロ・レイ、シン・アスカ、キラ・ヤマト、アスラン・ザラ、カミーユ・ビダン、ジュドー・アーシタ、ルイス・ハレヴィ、ガロード・ラン等だ(後は好きなように追加して下さい)。
果たしてガンダム学園のエース達は、イノベイド・ヴェイガン部隊に勝てるのか!?
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No.1334/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ 赤い流星 -(2012/06/16(Sat) 19:46:19)
戦闘終了後、シュミレーターの中で気絶していたアレルヤをセイラ先生に任せたバナージは、
再びオードリーとのデートに戻っていた・・・

オードリー「おいしいホットドッグだったわ。いいお店知っているのね」
バナージ「ああ、まあね・・・」
バナージはそう言いつつ、小銭数枚しかなくなった財布を青ざめた顔で見た。
バナージ(ホットドッグ10本とか、オードリーの腹ってブラックホールなのか・・・?)
当分出費は控えねばならないことを自覚し、ブルーになったバナージだったが、
これもオードリーとの関係のためだと考えることで、自分を納得させた。
バナージ「で、これからどうする?まだ時間大丈夫なの?」
とバナージが問うたその時だった。

ドカァァァァァァァァッッッッ!!轟音が響き渡った。

オードリー「な、何が起こったの・・・?」
余りにも唐突な出来事に、バナージは返答することが出来ない。すると、今まで歌番組を
やっていた大型ディスプレイが、急にノイズを立てて別の映像を映し出した。そこには、
浅緑色の髪をした青年が映っていた。
???「今からこのコロニーは、僕達イノベイターとヴェイガンが占拠する。
抵抗をすると、コロニーを破壊するよ」
そういって青年は、この場にはそぐわない笑みを浮かべた・・・

緊急事態発生!!?待て、次回!
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No.1331/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ EWFT -(2012/06/16(Sat) 12:53:36)
ハルートは段違いの速度でユニコーンの周囲を疾走しつつ、GNキャノンを連射した。
バナージ「くぅ・・・強い・・・!」
何時しかバナージは防戦一方の状態になっていた。
ハレルヤ「どぉしたぁ!それでもニュータイプかぁ!?笑わせてくれるぜェェェェ!!!」
ハレルヤは嬌声とも奇声とも言えない叫びを発した。その瞬間、バナージは何かが込み上げて
来るのを感じた。それは以前、ヒイロと戦った時と同じ感覚に似ていた。
バナージ「言ったなぁ・・・!!」
その瞬間、ユニコーンはその姿を「ガンダム」に変えた。同時に、その場から一角獣が消える。
ハレルヤ「ハッ!やっと本気になりやがったか!そうこねぇとなァァ!」
ハルートは高速で移動しつつ、コンテナからGNシザービットを射出した。
ビットたちがその咢を開け、一気にユニコーンに躍り掛かろうとしたその時、

何故かビットたちの動きが停止した―――

ハレルヤ「あぁ?なんだと?」
ハレルヤの口から疑問が発せられたその瞬間、ビットはいきなりその向きをこちらに向けた。
ビットの向こうで、ユニコーンがその手を握り締める。それが合図だった。シザービットは
変則的な動きでハルートに襲いかかった。
ハレルヤ「チィ!どういうことだよ!?」
ハレルヤは知らなかった。ユニコーンには「サイコミュ・ジャック」という機能があることを。
寝返ったビットたちを回避しながらも、ハレルヤは何とかユニコーンに狙いをつけようとした。
その時になり、初めてハレルヤは警戒音が鳴っていることに気づいた。それは、敵が後方に
いることを意味する物だった。
「ッ!?」喉元までせり上がってきた驚愕の声を発することもなく、ハレルヤは追従する獣が
その手に把持したサーベルを振るうのを見た――

対戦結果:
RX-0(バナージ・リンクス) VS GN-011(ハレルヤ) WINNER RX-0

(祝!90レス!このまま100いくか?)
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No.1329/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ ミスター・武士道魂 -(2012/06/16(Sat) 10:45:34)
そして、疑似戦闘訓練室。
バナージはユニコーン、ハレルヤはハルートだ。
バナージ「オードリーも見てる。 絶対勝たないと!」
ガロード「がんばれよ!バナージ!」

3,2,1 戦闘が始まった。
舞台は西暦2314年の宇宙。
ELSとの戦闘があった場所で、まわりに巡洋艦やMS、ELSの残骸がただよっている。

ハレルヤ「さぁ! 行くぜぇぇぇーー!」
アレルヤと全然違う、という感情をバナージは抱いた。
ハルートから大量のGNミサイルが発射される。
バナージは全弾よけて見せた。
ユニコーンがお返しとばかりにビームマグナムを放つ。
しかしかわされた。
バナージ「早い!」
ハレルヤ「ハルートのスピードを見くびってんじゃねぇーぞ!!」

だが、どんなに早くても必ず死角はあるはず。
GNキャノンから放たれるビームをかわしつつバナージは死角に入り、ビームマグナムを発射した。
バナージ「そこだ!」
しかし、ハレルヤは自機が撃墜されるとは思っていない。
なぜなら―
ハレルヤ「甘ぇんだよ! トランザム!」
すると、ハルートの機体が赤くなりさっきより膨大なスピードを持って回避する。

刹那「あれは… トランザム!?」
アセム「トランザムって…?」
刹那「太陽炉や疑似太陽炉のモビルスーツが使用できる、最強のシステムだ。
   攻撃力とかが3倍になる!」
シャア「私のザクと同じだな」
アムロ「お前は黙ってろ!」

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No.1325/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ みくろっと -(2012/06/15(Fri) 21:54:19)
ハレルヤ「おい、俺にぶつかって来るとは良い度胸してるじゃねーか。」
バナージ「アレルヤ、ごめん。オードリーと話してて…」
そこまで言いかけた時、バナージの携帯が鳴った。物陰で見ていたアムロからの電話だ。
アムロ『バナージ、アレルヤはふだんは優しいが何かの影響でもう一つの人格、『ハレルヤ』が表に出てくる。気を付けろ。学園型の戦場の絆で勝負を挑んでくる。それに勝って奴を正気に戻すんだ。』
バナージ「分かった。じゃあな。」
アムロ『あ、ちょっと待っ…』
アムロがそこまで言いかけた時、バナージは電話を切ってしまった。
アムロ「やばい。ハレルヤ状態のアレルヤはかなり強いって伝えられなかった。」
アムロの顔には、焦りが滲み出ていた。
ハレルヤ「おいテメェ、今すぐガンダム学園の疑似戦闘訓練室へ来い!いいな!」
バナージ「あ、ああ。望むところだっ!」

遂に始まろうとするバナージとハレルヤの対決!!
次回、機動生徒ガンダム学園『赤いガンダム』?
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No.1324/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ EWFT -(2012/06/15(Fri) 21:17:32)
指定された席について数分後、辺りか暗くなってラスト・リゾート」が始まった。しっかりした
ストーリー性とキャストたちの演技は、大して恋愛モノに興味がなかったバナージが見入ってしまう程の物であった・・・

その頃アムロ達は・・・
『てやぁぁぁぁぁ!』『ぬあぁぁぁぁ!』と漢達の叫びが木霊する映画「スターダスト・メモリー」を
観戦していた・・・

バナージ「どうだった?『ラスト・リゾート』は」
オードリー「ラストには感動したわ。幼い時見た映画と同じくらい」
感想を聞き、バナージは心の中で安堵すると同時に嬉しくなった
バナージ「じゃあ、昼飯にでも行・・・」
言いかけた時、バナージの肩に何かがぶつかった。同時に聞きなれた声を耳にする。
???「なんだテメェ?何ぶつかってきてんだよ!?」
バナージの目は、荒々しい言葉遣いを使う同級生を捉えた。口からそいつの名前が洩れる。
バナージ「アレルヤ・・・?」

物陰で見守っていたアムロ達も、その光景を目撃した。
アセム「オイオイ、あれ、アレルヤじゃないよな・・・」
ガロード「マズイ、バナージにアレルヤが巷で有名な不良、通称『ハレルヤ』だってこと言うの
      忘れてた・・・」
ジュドー「ハレルヤに絡まれると、必ず学園型『戦場の絆』で戦う羽目になんだよな・・・?」
アムロ「マズイな。どうする・・・?」

一触即発の事態発生!次回、バナージVSハレルヤか!?
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No.1288/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ ミスター・武士道魂 -(2012/05/25(Fri) 19:43:14)
バナージ「あれっ?あれって沙慈とルイス?」
沙慈「バナージも来てたんだ。 オードリーとデート?」
バナージ「まぁ…そうだね。」

沙慈もルイスとデートらしい。

ルイス「何の映画を見に?」
オードリー「『ラスト・リゾート』よ。」
沙慈「へぇー。 あの映画は人気らしいよ。」
バナージ「沙慈たちは?」
沙慈「僕たちは今見終わったところさ。 じゃあねバナージ。」

沙慈の話だと人気らしい。
そして、バナージとオードリーはまもなく映画が始まるので移動した。
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No.1271/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ ASUTO -(2012/05/12(Sat) 21:52:12)
バナージはチケットを握りしめ足早にオードリーのもとへ向かった

デュオ「しぬぜぇ!!俺を見たヤツはぁ!!」
ヒイロ「お前を殺す」
オードリー「な、なんなんですか・・・・・・」

何やら聞き覚えのある奇声だと思ったら……
付け髭と紫のアフロをかぶったデュオがいた
その隣には絶対にボケないようなヒイロまでがチャイナ帽とビンゾコメガネをしている
オードリーが絡まれている!!
しかし、バナージはヒイロとデュオの行動がショックすぎて動けない

ガロード「オイ!!バナージ何やってるんだ!!」
バナージ「え?」
キラ「早く助けるんだ。二人が芝居してくれてる間に」

植木の陰からガロードたちが身を乗り出しアドバイス?をくれた
バナージは相変わらず変人行為を続けるヒイロたちに立ち向かう
オードリーを後ろにかばうと、それを合図にヒイロたちは早々と引き上げてしまった

オードリー「誰だったのかしら……」
バナージ「う、うん。 さぁ、行こう」

ガロード「順調だな」
アムロ「迷惑してる思うよ」
ドモン「全力で合いの手を入れるんだ!!」

バナージとオードリーのデートはまだまだ続く
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No.1270/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ EWFT -(2012/05/12(Sat) 21:16:32)
バナージとオードリーはコロニーで一番大きい映画館『ワーナー・アクシズ・シネマ』に到着した。
オードリー「何を見るの?」
バナージ「うーん・・・アレなんかどう?」
バナージが指差したのは、「スターダスト・メモリー 〜漢たちの軌跡〜」というアクション映画だ。
出演者が、ガンダム学園の卒業生であるコウ・ウラキ、アナベル・ガトーということもあり、
学園で話題になっている映画である・・・とその時、バナージの通信端末が音を立てた。
バナージはオードリーに断りを入れ、少し離れたところで応答をした。
???『デートでアクション映画はおかしいだろぉぉぉぉ!!!』
電話に出るなり怒鳴り声が響いた。声の主――ドモンはまくし立てる。
ドモン『お前なぁ、状況を考えろぉ!こういう時はだなぁ・・っておいコラ、止めろ!ちょっ・・・』
アムロ『すまない、バナージ。だが、俺もアクション系はどうかと思う。隣のヤツはどうだ?』
バナージは隣に目を移す。そこには、「ラスト・リゾート」という題名の映画があった。
こちらもガンダム学園出身のシロ―・アマダとアイナ・サハリンが出演している。
アムロ『恋愛モノだが、デートではああいうものを選んだ方がいい。よく考えて決めてくれ』
それだけ言って、電話は切れた。その場でバナージは思案する。
バナージ(確かに、アクション系はオードリー飽きちゃうかな・・・)
考えた結果、バナージは『ラスト・リゾート』を見ることに決めた。
オードリーと自分の分のチケットを購入し、彼はオードリーの元に向かったのであった・・・
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No.1258/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ ミスター・武士道魂 -(2012/05/08(Tue) 23:14:21)
そして翌日。
バナージのデート作戦が始まった。

バナージ「ごめん、待った?」
オードリー「いいえ。 今日はどこに?」
バナージ「映画館だよ。 行こう。」

ガロード「一応順調だな。」
ジュドー「大丈夫だろ。」
アムロ「なんで俺達まで…」
アセム「そうだよ。」
ガロード「いいから黙れ!」

ピキィィーン! アムロは声が聞こえたような感じがした。
しかも聞き覚えのある…
グラハム「あの気持ち、まさしく愛だ!」
陰で見ていた一同「グラハム先生!」
グラハム「ちょっと失礼だったか?私はたまたまいただけ…」
刹那「貴様は歪んでいる!」 バキィ!
刹那は殴った。
ガロード「それでいい、刹那」
グラハム「申し訳ない。」

バナージ「…?」
オードリー「バナージ、どうかした?」
バナージ「いや、なんでもない。」
気のせいか? 何か感じたぞ?
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No.1246/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ EWFT -(2012/05/05(Sat) 09:06:38)
ジュドー「とりあえず、最初は何処に行くかだな」
そうジュドーが切り出したとき、バナージは初めて行く場所を模索した。
今日のドズル理事の報復のことばかりを考えていたため、全然考えていなかったのである。
バナージ「んー・・・。とりあえず、映画館、とか?」
ジュドー「デートの王道だが、まあ初めてだし、それでいっか」
ガロード「ご飯は?どうするの?」
バナージ「えっと、オードリーはホットドックが好きだから、ホットドックの美味い店に・・・」
ガロード「いいな。よし!後は細かいことは気にするな!俺らが陰に隠れてサポートするから!」
サポート?バナージの頭に疑問が浮かんだ。
ジュドー「今まで話さなかったけど、明日は気づかれないようにお前のことをサポートするように
      したから。来るのは俺ら以外にアムロ、シン、刹那、アセム、ヒイロ、その他大勢だ」
そんなに来んのかよ!ハンバーガーを食うのを忘れ、彼は呆然としてしまった。
同時に、皆にそれだけ期待されているのだということに気づき、バナージは武者震いした。
バナージ「よし!皆の期待に応えられるように、オレ、頑張るよ!」
バナージは興奮を隠そうともせず、そう宣言した・・・

次回、バナージのデート作戦、開始!
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No.1242/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ ASUTO -(2012/05/04(Fri) 23:42:25)
放課後……

無事ドズル理事を倒したバナージは来たるべきデートのため
ガロードとジュドーに相談していた
マクダニエルというハンバーガーショップはヘンケン店長が働いている所だ(Zに出て来るよねww)

ガロード「XXバーガーのセットで」
ジュドー「ZZバーガーとプルパイを一つ」
バナージ「ラプラスセットをください」

各々が注文を済ませ、3人は一番奥の席に座った。
手の平には収まりきらないほどのバーガーに食いつきながら
恋の作戦会議は始まる
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No.1241/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ EWFT -(2012/05/04(Fri) 17:53:27)
ドズル「甘いわ小童ぁ!対空防御ッ!」
ドズルの雄叫びと共に、ビグ・ザムは脚部から対空ミサイルを発射してきた。
バナージはその軌道を冷静に読み取り、ビーム・サーベルを振るった。
正確な斬撃が、対空ミサイルを次々に両断していく。
ドズル「ぬぅ!!このままやられはせん!オレのプライド!愛娘ミネバのためにぃ!
     やらせはせん!やらせはせんぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
バナージ「ッッッッ!!!」
ドズルの気迫に、バナージは一時的だが怯んでしまった。それは致命的なミスを生んだ。
ビグ・ザムが大型メガ粒子砲を発射した。その射撃は、確実にユニコーンを捕えている。

ズドォォォォォォォォ!!!!轟音を響かせながら、ビームがユニコーンを呑みこんだ――

勝った!ドズルは確信した。そしてビームの斉射が終わった時、彼の目は大きく見開かれた。
そこには、シールドをボロボロにした一角獣がいた。
ドズル「まさか、盾のIフィールドを全開にして、耐え切ったとでもいうのかァ!?」
予想外の展開に、ドズルの動きは止まってしまった。それが、彼の運命を決定づけた。
盾を投げ捨てたユニコーンは、ビーム・トンファーを展開しビグ・ザムに突っ込んだ。
数秒後、ソロモン宙域に残ったものは、「可能性」を冠する獣と、悪魔の残骸だけだった・・・

対戦結果:
RX-0(バナージ・リンクス) VS MA-08(ドズル・ザビ) WINNER RX-0

(凄いよ、80レス突破した!!!)
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No.1240/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ みくろっと -(2012/05/04(Fri) 17:27:41)
放課後、疑似戦闘訓練室にて―
バナージは早速疑似戦闘訓練室へとやってきた。無論、ドズル理事に申し込まれた決闘をこなし、明日を迎えるために――
目の前にドズル理事がいた。
ドズル「まっていたぞぉー!!バナージ・リンクスぅー!!」
バナージ「うるさいですよドズル理事。こんな人の多いところで。」
バナージは頬を赤らめてドズル理事にいう。
ドズル「兎に角、俺は親としてミネバは譲れん。だが、俺も男だ。もし、貴様が勝ったら、オードリーを連れ出していい。だが!!」
理事は急に力を込めて言葉を放つ。
ドズル「もし貴様が負けたら、もう2度とミネバに近付くな!!口をきくことなど言語道断!!即刻退学処分だ!!さあ、勝負だ!!」

今回のフィールドはソロモン宙域。原作ではドズル・ザビがMAビグ・ザムに搭乗し、激戦の末、戦死した――
ユニコーンは漆黒の宇宙(そら)を駆け、ドズルのMA、ビグ・ザムを発見した。
バナージ「喰らえ!!」
ユニコーンはビームマグナム3発をビグ・ザムに放つ。しかし、それはビグ・ザムに当たらずして閃光を放ち、消えた。
バナージ「ど、どうなってるんだ!?」
ドズル「甘いわ!ビグ・ザムはIフィールドを装備しているのだ!そんなもの、かすりもせぬわ!!」
バナージ「くそ!これならどうだ!!」
すぐさま手に取ったハイパーバズーカから2発の弾がビグ・ザムに撃ち込まれる。しかし、相手もベテラン、そう易々とは勝てない。バズーカ2発を直撃しても軽微な損傷のみで終わる堅牢な機体の中央からはメガ粒子砲が放出され、ユニコーンめがけて一直線に突き進む――
終わったか。ドズルはそう思ったが、そこからはユニコーンは消えていた。
ドズル「何!?」
バナージ「今だ!!」
デストロイモードと化したユニコーンは、ビームサーベルを構え、ビグ・ザムに向かって突き進んだ――
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No.1239/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ EWFT -(2012/05/04(Fri) 15:38:53)
次の日、バナージは緊張しながら朝一番に学園に登校した。
バナージ(とりあえず、今日をいなせば何とかなる。大丈夫だ。大丈夫・・・)
そう思いつつ彼は、廊下の柱に隠れた状態で教室を窺った。幸いなことに、誰も張っていない。
取りあえず一安心したバナージは、素早く教室の中に飛び込んだ。教室にはまだ人がいない。
勿論ドズル理事もである。
バナージ「・・・良かった」
思わず口から安堵の声が漏れた。軽くなった足取りで彼は自分の席に着いた。
バナージ「・・・ん?なんだコレ?」
バナージは机の中に何かが入っているのを見つけた。それを引っ張り出す。
どうやら手紙のようだ。彼は封を切って書かれている文字を見た。

「拝啓 バナージ・リンクス

  今日の放課後に疑似戦闘訓練室に来るように。明日の件を巡って貴様に決闘を申し込む。
  もし来なくば貴様の命はないものだと思え。

敬具 ドズル・ザビ」

――悪寒が体を貫いた。バナージは恐る恐る後ろを振り返る。そこにはドズル理事が扉の影に
隠れるようにしてこちらを見ていた。その形相は、さながら阿修羅のようであった・・・

次回、彼氏(バナージ)VSお義父さん(ドズル)!?注目の戦いを見逃すな!(笑)
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No.1238/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ みくろっと -(2012/05/04(Fri) 14:51:02)
その日の夕方、バナージはオードリーに電話を掛けた。
バナージ「もしもし、バナージ・リンクスですが―」
???『誰かと思えば貴様かぁぁぁー!!この忌々しき娘泥棒がぁぁ!!』
うっかりしていた。オードリーの親はガンダム学園理事の一人、ドズル・ザビで、バナージを目の敵にしているのだった。
ドズル『貴様などにミネバは1mmも触れさせんぞ!!』
???『お父様!!バナージ君なの!?だったら代わって!!』
聞きなれた声が飛んできた。オードリーだ。
???『ミネバ様!!落ち着いて下さい!!』
オードリー『うるさい、ハマーン!!』
ハマーン『ドズル様はミネバ樣のことを思って―』
オードリー『私だってもう16歳なの!!この程度の判別はついてるんだから!!』
ドズル『なら、あいつのどこが良いんだ!』
オードリー『インダストリアル7で漂流してた私を助けてくれたの!!彼は命を賭して見ず知らずの私を助けてくれた人なの!!どいて!』
オードリーはドズルから受話器を奪い、電話に出た。
オードリー『ごめんね、バナージ。ドタバタしちゃって。』
バナージ「え、いや、大丈夫…。あ、あのさ…、明後日さ、予定とか、ある?」
オードリー『え、ないけど…』
バナージ「じゃあさ、俺とどこか行こうぜ。」
バナージは勇気を振り絞りオードリーをデートに誘った。
オードリー『うん、いいわよ。』
バナージ「あ、ありがとう!」
オードリー『じゃ、明後日ね。』
バナージ「ああ。じゃあな。」
電話が終わり、一気に緊張がほぐれたが、次に頭の中に浮かび上がったのは、明日どうするかだった。あの理事のことだ、どうせ教室を張っているだろう。ああ、やばい。バナージが悪夢に魘され、寝付けなかったのは言うまでも無かった…

PS:祝、77レス目!!どこまで伸びるのか、このスレは!!
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No.1237/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ 赤い流星 -(2012/05/03(Thu) 20:21:04)
数時間後。バナージ達は食堂で昼食をとっていた・・・

ガロード「なあ、バナージ」
バナージ「ん、どうした?」
ガロード「オードリーとはどのくらいまでいったんだ?」
あまりにも唐突な問い掛けに、水分補給中のバナージは噎せた。
バナージ「な、何いってんだ!」
ガロード「いやあ、最近やけにお前と彼女話しているからさ。もうデート行ったのかなあって」
ガロードはそう言いながら、向こうで同じく昼食をとっているオードリーを見やった。
バナージ「いや、あのな、まだそんなこと一回もしてないから」
ジュドー「おいおい、早めに手を打たないと、リディ先輩に先越されるぞ」
その言葉に、バナージは表面上は平然としつつも、内心はかなり動揺していた。
バナージ(確かに、オードリーかなり上級生にモテてるからなぁ・・・ゆっくりもしてられないな・・・)
バナージ「よし!明後日休みだし、誘ってみよう!」
ジュドー「おお!ガンバレ!バナージ!」
ガロード「俺らも協力すっからさ!逃がすなよ!」
三人は、固い握手を交わした・・・

果たして、バナージはオードリーをデートに誘えるのか!?
次レスに続く!
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No.1235/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ EWFT -(2012/05/03(Thu) 14:46:43)
そんなことしてるうちに、何時しか授業終了まで5分を切っていた。
ボリス「とりあえず、もう授業時間も少ない。これで最後だ。バナージ君、君のガンプラを」
バナージ「は、はい・・・」
そう言って、バナージは自分のガンプラを机に置いた。皆がそれに注目する。
バナージ「MG1/100ユニコーンガンダムです。俺、あまりガンプラ組み立てるの得意じゃないん
      ですけど、頑張りました」
ボリス「ほう・・・」
机に直立するユニコーンは、墨入れやウェザリングもしっかりしており、中々の出来だった。
ボリス「いいじゃないか、バナージ君。だが、塗装に少しムラがあるな。墨入れも甘い。
     これではガンプラが泣いてしまうぞ。後少し頑張れば、完璧だな」
ボリス先生はそう言って、生徒たちの方を見た。
ボリス「他の生徒たちも、良く出来ていた。だが、まだまだ未熟な部分も多い。自分の苦手なこと
     を見極めたうえで、最高のガンプラをつくるように努力してほしい。いいかな?」
「はい!」G組の生徒達の声が綺麗に重なる。ボリス先生は満足したように頷いた。
ボリス「では、これで授業を終了する!」

さあ次は何が起こる?
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No.1234/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ みくろっと -(2012/05/03(Thu) 12:22:25)
ボリス「え、えーと、ヒイロ。自爆させて、どうすんだ?」
ヒイロ「………死ぬほど痛いぞ。」
そういうと、ヒイロはどこかへ去って行った。
アムロ「そういえば…あいつクラス違うからな。」
ボリス「じゃあ、刹那はどうだ。」
刹那「外にある。」
ボリス「え、外…?」
アムロ「一体なんだろうな。」
アムロに問われたバナージは「さあ?」と返し、刹那に続き外に出た。「これだ。」刹那が指差した方向にあるものは――
刹那「1分の1ダブルオーライザー。 MG100分の1ダブルオーライザーのディテールを基に作成した。操縦はできないが実際にEカーボンで装甲が作られていて、GN粒子の精製も可能だ。あのオーライザーは粒子充填中のものだ。」
バナージ「おいおい、カーボン製ならプラモじゃねーよ!」
アムロ「寧ろGN粒子精製所だな。」
カミーユ「だな。」
刹那のダブルオーライザーに感嘆していると、何処からともなく「おお、あれは!!」と聞きなれた声が飛んできた。
バナージ「まさか、グラハム先生とでも言うんじゃないだろうな。」
アムロ「流石に無いだろ。」
カミーユ「そんな安直なオチ、あるわけが…」
カミーユが喋っていると、その人物が横を突っ切ってきた。
3人「あれは…!」
バナージ「グラハム先生!!」
アムロ「本当にグラハム先生かよ。」
カミーユ「結構執筆者は行き詰っているな。」
グラハム「抱きしめたいな、ガンダム!!!」
グラハム先生が乱入し、この授業はどうなるのか…!

PS:記事No.1234という奇跡
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No.1233/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ shiden -(2012/05/03(Thu) 08:49:24)
ヒイロは自慢げにウィングガンダムを見せた。先生が唸っているところをみるとかなりの出来なんだろう。バナージは自分のユニコーンを見ていた。
ボリス「いい出来だ。なにか改造したところはあるかね」
ヒイロは、だまってウィングを手に取ると何かのスイッチを押した
ピッ
そのとたんウィングは自爆していた・・・・
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