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「機動戦士Vガンダム」の登場兵器

V2ガンダム

読みぶいつーがんだむ
登場作品機動戦士Vガンダム
型式番号LM314V21
主な搭乗者ウッソ・エヴィン、オリファー・イノエ

【 説 明 】

  • Vガンダムの進化、改良機に当たる機体。主にウッソが搭乗。
    MPRビームライフル、ビームシールドを標準装備していて、
    『光の翼』はかなりの大出力兵器である。アサルト、バスターに換装可能で、アサルトはメガ・ビーム・ライフル、ヴェスバー、メガビームシールドなどの強力ビーム兵器、バスターはスプレービームポッド、メガビームキャノンなど、アサルトに比べれば兵力が落ちるが、機動性の面で上まわっている。
    ちなみに、アサルトとバスターの両方を換装した機体、V2アサルトバスター、正式名称V2アサルトバスターガンダムはエンジェルハイロゥ攻防戦のとき、1度だけ使用された。クロノクルのリグ・コンティオ、カテジナのゴトラタンもこのときに撃破されている。
  •  V2ガンダムにはミノフスキードライブが搭載されており、当初はVガンダムの強化ユニット用として開発されていた。だが既存の推進システムを遥かに凌駕するパワーは、Vガンダムの機体のキャパシティを超えるものとなってしまい、ミノフスキードライブ専用に設計された機体を必要とするほどのものだった。
     これまでのミノフスキーフライト技術が、周囲に形成されるミノフスキー立方格子に対し浮力(斥力)を得ていたのに対し、ミノフスキードライブは、ユニット内においてミノフスキー力場を発生させ、任意の方向に反発推進力を得るのである。光速に近い速度で空間に広がるミノフスキー粒子を推進力とするミノフスキードライブは、原理的には亜光速の速度を得ることも可能である。
  • 外観は背中のV字に配置されたミノフスキードライブが目を引き、OPの冒頭では頭部アンテナと合わせて2本の「V」を描く演出がなされている。

    開発主任は元サナリィのスタッフで、ウッソの母親であるミューラ・ミゲルが担当した。

    サイコミュの類を搭載したNT専用機ではないが、極めて高いスペックを有し、これを100%活かすにはNT並の技量が必要となる。
    ミノフスキードライブを搭載したためかなりの余剰出力があり、複数のアインラッドに押し潰されそうになってもあっという間に跳ね返してしまったり、ビームシールドで海を真っ二つに割るなど、規格外のパワーを有する。もちろん機動性能にも優れ、急加速時にはV字の残像を残して消えるように見えるほどのスピードを発揮する事もある。

    機体構成はVガンダムと同じく3つに分離する機能を持ち、コアファイターはミノフスキードライブそのものとも言える超高速戦闘機となる。また、直接の合体能力はないがミノフスキー通信を用いてVガンダムのパーツをコントロールして武器とするなど、奇想天外な運用も行われた事もある。

    武器は基本的なものを備える他、背中に搭載されたドライブユニットから放出される余剰エネルギーはビームサーベルと同等の物であり、これを用いて戦艦やMSを切断したり、ビームシールドと合わせて全身を覆うバリアーとする事も可能であるなど、かなり応用が利く装備となっている。

    機体各所に10基のハードポイントも備えており、Vガンダムと武装の互換性があるほか、余剰出力を生かしたバスターパーツやアサルトパーツなどのオプションも製作された。これは互いに干渉しない構造となっているため同時搭載も可能である。

    作中では2機が生産されたが、1機はオリファー・イノエによる特攻で失われ、実質戦闘に参加していたのはほとんどウッソ機のみであった。これは、エンジェル・ハイロゥ攻防戦にて最大出力で光の翼を展開してエンジェル・ハイロゥを分解するが、その際パワーダウンを起こして機能を停止し、戦後はそのままVガンダムと共にカサレリアの森に打ち捨てられた。

    小説版には著者であり本作の監督である富野由悠季がV2のデザインを気に入っていなかったため登場せず、代わりにセカンドVと言う機体が登場する。

【コメント】

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