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「ア」から始まる登場人物 |
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ALICE
読み | ありす |
登場作品 | ガンダムセンチネル |
C V | 朴璐美 |
主な搭乗機 | Sガンダム、Ex-Sガンダム、ディープストライカー、ジェガン |
【 説 明 】
- MSA-0011「スペリオルガンダム」に搭載されているAI。
名称は「Advanced Logistic&In-consequence Cognizing Equipm(論理・非論理認識装置)」の略称である。
ガンダムに搭載されていた教育型コンピュータの応用と延長にあたり、MSの無人化の研究のため試験的にスぺリオルに搭載されたが、無人化によるパイロットの無用化を恐れた連邦軍の一勢力の妨害工作と圧力によって研究は凍結、スペリオルがα任務部隊に配備された時点でALICEは封印されていた。 ・・・と思われていたが、それは開発者のミズ・ルーツ博士のかつての同僚であるキャロル博士による偽装工作であり、実際は稼働状態にあった。なお、ALICEの存在自体を知る者は少なく、作中ではキャロル博士の他にはストール・マニングスなどがいるくらいである。
ALICEは大容量のコンピュータシステムで構成されており、コア・ファイターに搭載された中枢ユニット(教育型コンピュータ)とA・Bパーツにある補助機器の組み合わせで初めて稼働する。また、分離形態のそれぞれはただのコンピュータである。
また、ある程度の人格を備えており、設定では女性(少女?)とされていた模様。喋り方も女口調のそれである。 「彼女」には、人間のわがままを従順に聞いて理解し、しかしそれに反してでも的確な行動を取るよう教育する必要があるため、パイロットは「常識では測り知れない理不尽な男」であることが求められた。結果、ルーツ博士の息子でもあり、キャロル博士に「ヤクザの予備軍」とまで例えられるほどの反抗的な性格を持つリョウ・ルーツが選任パイロットに選ばれることとなった。
ALICEの性格自体は無垢そのものであり、リョウの矛盾した言動を理解しようとしたり、彼を救うべく機体のコントロールを奪った時には「売女(ビッチ)」と罵られて落ち込む(リョウにとっては存在すら知らないALICEにではなく、あくまで勝手に動いたスペリオルに対する罵倒であったのだが)など、当初は人の理不尽さに当惑する。
しかし、戦いを重ねるうちに人を理解して大きく成長を遂げ、最終的には無機質な女性から人間を超えるほどの豊かな人間らしさと慈愛を備えた、「菩薩」と例えられる程の存在に変貌する。
最終決戦の際、大気圏に落下するEx-Sからリョウ達を救うべく、自分の意思で機体を分離、コア・ファイターを脱出させた後、ゾディ・アックを撃破して自らも大気圏に落下して運命を共にする。なお、この時始めてリョウは、ガンダムに意思があることを知った。
コア・ファイターに残されていたALICEの中枢は、A・Bパーツを失ったことにより、ただの教育型コンピュータに戻ってしまった。
【コメント】
- ガンダムセンチネルの実質的なヒロインポジションであるが、加えてそれ自体が主人公機でもあるという、シリーズでも珍しい存在である。
なお、当初のセリフ表記は非常にたくさんのリーダ(…)を交えた物であった(あまりにも長いので、下記のセリフでは三点リーダに短縮している)が、成長するたびにリーダが減っており、最終的に普通に喋るまでに至っている。
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