「機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY」の登場兵器 |
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ストライクダガー
【 説 明 】
- C,E、71。地球連合それまでザフト独自の兵器だったモビルスーツの開発に成功した。だがロールアウト直後にザフトの部隊により試作5機中4機が奪取された。だが幸運にも最後の1機:ストライクだけは奪取を免れた。
そしてそのストライクを基にした量産型がこのストライクダガーである。「数をそろえる」すなわち量産性を重点において開発されたために外見はシンプルだが、グレネードランチャー装備小型ビームライフルとビームサーベル一振りを標準装備しており、またナチュラルが対応できるOSを搭載した。それによりビーム兵器の小型化が遅れていたザフトのモビルスーツとも互角以上に戦える機体となり、地球連合の戦争末期の反攻作戦の主力として活躍した。 なお本機は汎用性にも優れており、多数のバリエーションが存在する。
- 登場当初はよく105ダガーと混同されたがこの機体は換装機能をオミットし戦時量産MSである為に機体数で威圧する方式が取れた。
- 南米独立戦争の折には、バリー・ホーがこの機体で肉弾戦を披露し、数において勝るダガーLの部隊と互角に戦っている。
- ストライカーパックの運用は不可能だが、初戦でパラシュートパック(ストライカーではない)を背中に装備して空挺を行った。
性能はストライクや105ダガーと比べ幾分簡略化されてしまったものの、ビーム兵器を持った事でジンやM1アストレイと互角に戦える性能は有している。 しかし、(オーブにも言えることだが)MSでの対MS戦の経験がほぼ皆無であった為か、その数を生かして戦闘は主に三機一組で行われ、劇中では3機で1機のジンをサーベルで串刺しにするなどの描写が見られた。
戦後は本来予定されていたフルスペックの量産型である105ダガーや、その後続のダガーLに主力機の座を明け渡し、急速にその数を減らしていった。
- 初陣のパナマ戦で、当時のザフトのMS部隊を、完全に圧倒した。パイロットは、数週間程度の短期訓練しか受けていない、ナチュラルである。
ストライクと名付けられてはいるが飽くまで験担ぎであり、どちらかと言えばデュエルに近い仕様である。しかし、代替として規格統一されたアタッチメントを設置し、フレームは『GAT-X105ストライク』と共通のX100系を採用、ビーム兵器を標準装備し、その戦闘力はシグーを凌駕しM1やゲイツ相当である。(グングニルにより高級機のロングダガーも停止した事から、グングニル下を想定しジンに特殊な対策を施されていただけで、EMP対策は標準レベルと考えられる。)
オーブがまだOS開発に苦慮いたC.E.71年3月には本機の『量産』も軌道に乗り十分な数を確保していた。【電撃データコレクション、機動戦士ガンダムSEED外伝2、等】 つまり、地球連合軍はヘリオポリスとは別ラインでMS開発を進めており、幸運にもヘリオポリスが囮となり結果的にザフトの目をそらしたため滞る事なく計画が進行した事になる。また、オーブと異なりOS開発もコーディネイター(キラ ヤマト、叢雲 劾)の助力や、ストライクの戦闘データ、ジャンク屋に流れたP02のOS等を全く必要としなかったと考えられ、連合の技術力の高さが伺える。 尚、制式仕様である105ダガーも本機と同時期(一説には、より早期に)に完成している。地球連合軍謹製の純正OSを搭載し、低練度のパイロットでも高性能を発揮可能で、純正OSの恩恵かマニピュレータは相当に器用であり、危険物を扱えるほど繊細な制御が可能である。(劇中ではアガメムノン級のミサイル発射管へのミサイル挿入を行っている姿を確認)
対MS戦は、MS主体のザフトを開戦前から相手に戦った連合の方が経験豊富であり、対MAや対従来兵器の経験しか無いザフトは対MS戦における『白兵戦のシロウト』だったため、以降劣勢に転じる。
MSでの3機編成は、互いの死角をカバーする極めて常識的かつ有効な編成であるが、複数機による敵機の包囲・同時攻撃は同士討ちの危険性が非常に高い。射撃戦は言うまでもないが連携による格闘戦の場合も、敵機に肉薄する事でその機影が死角を作り友軍機の把握が困難となるため、MSを容易に貫通する威力がありリーチも長いビームサーベルでは友軍機を巻き込みかねない。そのため、高度な技術と互いの高い信頼が要求されるが、ダガーのパイロットは短期訓練に関わらず高度な連携によりジンを串刺しにしていた。
主な装備は、連合で最も多く生産され、機関砲とも規格統一された57ミリのビーム投射兵器(GAT-Xのと同口径)、及び重斬刀ごとMSを両断可能なビームサーベルである。対ビームシールドは、GAT-Xやオーブ軍の使用する物を曲面的な形状に改良したタイプで、威力拡散率が向上しより高い防御力を発揮する。(因みに、このビームライフルは後々改良が施され、最新モデルではビームと実弾を撃ち分ける事が可能になった。これは全陣営でも珍しい装備であり、ここでも連合の技術力の高さが伺える)
戦時省力型だが、だからからこそ設計に無駄が無くMSとしての基本性能は非常に優秀で、シンプルが故に信頼性・操作性に優れ、拡張性に富みり多くの派生機を生み出した。構造が単純化されているため、極地での運用に無理が利き、損傷しても簡易的な応急処置で戦線に復帰可能、その秀でた整備性による扱い易さ・高い生産性から、地球連合加盟国には輸出や払い下げにより広く普及した。 C.E.73年時点の連合艦隊内においても、改良を繰り返しながら現役で運用され続けている。 【機動戦士ガンダムSEED DESTINY FINAL PLUS 選ばれた未来】
- 一切の無駄を排除したた堅実な設計により各部のモジュール化が進み高い拡張性と汎用性を獲得、装備の変更のみで別機体になりえる上、製造ラインの統一が行われており優れたコストパフォーマンスを実現した良質な機体である。
全ストライカーパックを活用可能な高性能機105ダガーから過剰な装備・機能をオミットする事で1.74t、MSとして根幹に係わる駆動系や推進機器等、フレーム部位が共通でありながら、GAT-X105と比べると9.49tもの軽量化に成功、連合の優れた技術力により開発された純正OSを実装する事で獲得した優秀な操作性と相俟って、高次元のレスポンスを発揮、初心者から熟練者・特殊技能者まで全ての要求に応える性能を持つ。 連合は、戦車隊の対MS戦により蓄積された実戦データから、連合独自のMS運用論・パイロット養成カリキュラムを構築しており、それらは高い効果を発揮、対MS戦を想定していないザフトや、中立ゆえ実戦経験の無いオーブ軍に、高いアドバンテージを持っている。
連合の先進的な技術力により主力機として、史上初のビーム兵器の実装に成功し、他の勢力MSに性能面においても優位性を保っており連合の反攻作戦の中核を担った。ビクトリア基地奪還作戦において歴戦のザフト勢に圧勝、ザフト勢力圏の宇宙への押し返しに成功したのもストライクダガーの性能によるところが大きい。
戦時省力型でありながら、オーブ国防軍の誇る最新鋭の制式量産型MSであるM1アストレイと同等の性能を持ち、ザフトの新鋭機ゲイツとも互角以上の戦闘力を発揮し、連合の技術水準の高さ、ダガー系の優秀な基本設計が伺える。また、コクピットブロックには、パイロットの生存率・操縦環境の向上のため、衝撃吸収に優れた球形コクピットブロックを採用、連合パイロットから高い信頼を得ている。 そのため、エースパイロットには、GAT−X105よりもダガー系列を好む者も少なからずいた。
本命のビクトリア基地奪還作戦と平行で行われたオーブ解放作戦では本隊に比べ小規模編成でありながら、優勢を保ちオーブの制圧に貢献、ボアズ攻略戦では新鋭のゲイツを主力とするザフトMS部隊と互角以上の活躍をし、堅実な設計による基本性能の優秀性を証明して見せた。
仕様変更も無しに地球上の様々な自然環境下での無茶な運用にも耐える頑健な機体は信頼性に溢れ、多少の破損など物ともせず戦闘力を維持、頭部や腕部、脚部すら失いスクラップと化しながらも機能し帰還した機体もあったとされ、球形コクピットの恩恵と併せて搭乗者の生還率の高さにも定評がある。 地球国家では、極地、宇宙、ジャングルや砂漠地帯等、ありとあらゆる過酷な環境下での運用が求められるため、単一機種でそれらに耐用可能なストライクダガーの優れた汎用性・信頼性は非常に重宝されており、輸出や払い下げ・ライセンス生産によりほぼ全ての地球国家で正式採用された。 シンプルな機体構成によりMSとして洗練された機体性能を獲得しており、数々の後継機・新型機がリリースされたC.E.73年時点でも第一線で活躍し続けており、外見を変える事の無い部分的な改良のみで最新鋭機・次世代機とも互角に渡り合えるポテンシャルを秘めた、C.E.における傑作機である。
【コメント】
- ようするにシードのGM
- ジンを3機がかりでビームサーベルで突き刺すところかっこよかった。
- ストライクダガーは安物です。急造品です。
特別に専用パーツを用意したりしてないでしょう。新たに設計するのでなく、105ダガーのブループリントに直に修正を加えたはずです。 105ダガーやストライクの既存パーツを増産し、一個あたりの単価を下げて流用、その上で装甲や機能が削られ軽量化されています。
そして、ストライクダガーと共有パーツを多数使用し、同じラインでの生産が可能なロングダガー(デュエルダガー)が、デュエルASと互角らしいです。 つまり、運動性や機動性等部分的には、ジムと同じくガンダム越えしてる可能性はないかな?
- OOのガンダムやAGEのヴェイガン製MSが相手だったら、無双の如く破壊し尽くされそう。
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