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「機動戦士ガンダム00(ファーストシーズン)」の登場人物

沙慈・クロスロード

読みさじ・くろすろーど
登場作品機動戦士ガンダム00(ファーストシーズン)機動戦士ガンダム00(セカンドシーズン)機動戦士ガンダム00 in those days機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-機動戦士ガンダム00I 2314
C V入野自由
主な搭乗機オーライザー、プトレマイオス2、外宇宙航行母艦ソレスタルビーイング号、ダブルオーライザー

【 説 明 】

  • 機動戦士ガンダム00(ファーストシーズン)
    • 年齢:17歳

      ユニオンの経済特区東京に在住する高校生。宇宙工学専攻。両親を失っており、姉の絹江と二人で暮らしている。
      性格は穏やかで気配りもできるが気が弱く、ガールフレンドのルイスに振り回されている。しかしルイスが休学になった時はお見舞いのためにスペインまで行くなど、行動力はある。
      ソレスタルビーイングの活動については懐疑的。アレルヤに命を助けられたこともあって複雑な感情を抱いているところが見受けられる。
    • 第一部エピローグでは、宇宙工学を学んだ末にルイスに誓った「宇宙で働く夢」を実現させている。しかし、そのルイスとは2年近くも音信不通の模様。
    • 彼が住んでいるマンションの隣室は、刹那・F・セイエイが隠れ家として使用している。その為、刹那とは面識があり、会話している場面も作中で何度か見られた。食べ物を差し入れたり、刹那を家に招き入れるなど、ある程度の交流関係にはあるようだ。
  • 機動戦士ガンダム00(セカンドシーズン)
    • 22歳になって、宇宙で働く夢を実現していたが、その矢先にアロウズに囚われの身となってしまう。
      その最中、収容されたコロニー「プラウド」で刹那・F・セイエイと再会、彼がガンダムマイスターという事実を知ってしまう。
      過去にルイスに癒えぬ傷を負わせ、関ろうとした姉を奪ったソレスタルビーイング(実際に姉を奪ったのはアリー・アル・サーシェス)に憎悪と苛立ちをぶつける沙慈だったが、後にティエリアから痛烈な指摘をされ、以降不可抗力に近い形でソレスタルビーイングに協力していくことになる。
      しかし、ルブアリハリ砂漠にあるカタロンの拠点襲撃が自分の漏らした情報であることを知り(それを知ったティエリアに厳しく咎められ、自分の行為による結果を思い知らされる)、それを償う様な形で尚もソレスタルビーイングに関っていくことになる。
      後に宇宙にあるソレスタルビーイングの拠点が襲撃されたとき、ダブルオーガンダムの支援機「オーライザー」に自ら搭乗して刹那と共に戦った。
    • 身長:178cm 体重:60kg 血液型:A型 誕生日:2290年3月10日 年齢:22歳
      星座:魚座 出生地:経済特区「日本」 役職:宇宙技師 相棒:赤ハロ

      ルイスとの事で苦悩するあまり、刹那に八つ当たりしてしまうこともあった。しかし、アレルヤに対しては、その穏やかな性情に素直に好意を抱いていた。ブレイクピラー事件後、何とかピーリスの説得を試みるが、自分の哀しみしか見えない彼女がアレルヤを顧みる事は無かった。それでも、アレルヤの為にあのピーリスに噛み付いたと言える出来事だった。ピーリスの復讐に猛り狂う姿は、1st後半で両親はおろか一族郎党を全て失い、復讐に走ったルイスに酷似している為、似た境遇のアレルヤに共鳴する心を抱える沙慈自身も辛かったのである。

      マリーが元軍人という事を差し引いても部外者ながら少なからずトレミークルーに共鳴し、乗艦する同じ立場に加えてルイスと短い交流を持ったマリーと言葉を交わした為、アレルヤとは違う意味で彼女の豹変に苦悩した。自身の嫌疑を晴らそうとしてくれるも不心得者の部下がアロウズに告げ口した所為で叶わず、せめてと逃がしてくれたセルゲイがピーリス(マリー)の保護者であり、そのセルゲイが殺された事を知り衝撃を受けた。
  • 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
    • 難癖がましい濡れ衣を着せられるもリボンズ一味が滅んだ後、正常な政治体制に一新され発足された新連邦により無実を認定された。但し、CBの関係者だったという理由で緩やかになりつつはあるが、政府の監視は未だ継続中である。

      ルイスを取り戻し、ナノマシンの後遺症に苦しむ彼女の看護を続けて2年が過ぎた。沈静化し安定した容態にやがては回復するだろうと思われていたルイスが、突如として激しい発作に苦しむ様に愕然となる。その矢先、リボンズタイプのイノベイドであるスカイ・エクリプスに擬態したELSに襲撃され、間一髪を刹那に救われる。刹那と共に一番GN粒子の影響が強いポジションにあったにも関わらず自身はイノベイター化の可能性は皆無だったが、ルイスは薬物により強制的に脳量子波コントロール処置を施され、無理矢理に脳量子波を使える体に改造された為、脳量子波遮断施設に彼女と共に避難した。

      新連邦がプロパガンダの為に作った映画『ソレスタルビーイング』の主人公マイケル・チャン役の俳優マモー・ミヤノや監督のソーセージ・ミズシマのコメントや映画の宣伝文句のセンスの無さに呆れるやら嘆くやら、溜め息を幾ら吐いても足りなかった。

      ルイスには自身の他に頼る相手が無い為、度々呼び出されて仕事を放り出す形となり、上司である35歳の班長のストレスの源となっている。
  • 機動戦士ガンダム00I 2314
    • 当初は地球圏への直進ルートには無いと連邦市民の心の平穏を守らんが為の事実の隠蔽を行った政府だったが、刹那が無謀な意識共有に倒れて3ヶ月後にELSは誰の目にも地球に災いを齎す脅威となって現れた。その為、形振り構わず全力を尽くす政府及び軍による軌道エレベーター防衛の為に民間技術者の募集が行われた際、参加資格である宇宙技師第一種免許を所持しており、また愛する女性を守りたいと強く願い自身に出来る形で戦う事を決意した為、民間ボランティアに参加し軌道エレベーターに赴いた。

      軌道エレベーター内に秘匿したガルムガンダムを駆り地上への侵攻に備えようと技師を装ったレオ(レナード)とデル(デルフィーヌ)に逢い、彼らがCBの別働隊のメンバーだとは知らずに言葉を交わした。自身が去った後、レオが「親子に間違われなくて良かったね」とデルをからかい、ささやかな漫才が行われた事など知る由もなかった。

【コメント】

  • アレルヤと似た「ロミオとジュリエット」的な境遇からか彼に共鳴し、あのピーリスに食い下がったのには驚きましたが、本編では描かれず小説やブレイクピラー以降の4ヶ月を描いたドラマCDでの事でした。アレルヤの制止を聞かずに無理な追撃に走ろうとしたピーリスも、流石に憎しみに囚われたままだと未来を失うだけだという沙慈の叫びまで無視する事は不可能だったようです。

    但し、あまりに似すぎた関係の二組のカップルが存在した為、ダブってしまっていました。文字通り「ロミジュリ」路線だったライアニュを含めれば三組ですね。

【主なセリフ】

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