「機動戦士Zガンダム」の登場兵器 |
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ガルダ級超大型輸送機
【 説 明 】
- 地球連邦軍の大型輸送機。グリプス戦役時には「アウドムラ」、「スードリー」、「メロゥド」の3機が存在していた。エゥーゴのジャブロー降下作戦時に同組織によってアウドムラとスードリーが奪取されたが、スードリーはニューケネディで連邦軍のブラン・ブルタークが奪い返した。アウドムラはカラバの拠点としてハヤト指揮下の元、スードリーと撃ち合う。メロゥドはキリマンジャロ、ダカールとジェリドが指揮していた。同艦は第一次ネオ・ジオン抗争ではラカン・ダカランが指揮を執り、アーガマとアウドムラを苦しめた。主な武装はミサイルと機銃。一部の資料ではビーム砲も積んでいるとされる。
- 旧ジオン軍のガウの運用思想を受け継ぐかのような、地球連邦軍の超大型空中輸送機。
「地球全土を6分割し、各地域に1機ずつのガルダを配備することで、地球全域の防空を担う」という計画のもと開発された。 ミノフスキー核融合炉と熱ジェット/スクラムジェットエンジンの組み合わせにより、航続距離にはほとんど制限はない。 また、陸上・海上のどちらからでも離発着が可能。 (もっともジョブローなどのように非常に大規模な飛行場がない限り、滑走路からは飛ぶ事は不可能。)
全長317m、全幅524m、最大積載量は9800トン。 「ガルダ」 ・・・灰白色 「アウドムラ」・・・赤色 「スードリ」 ・・・緑色 「メロゥド」 ・・・灰色 となっている。
ガルダ級大型輸送機の1番艦で、ネームシップとなった「ガルダ」は、グリプス戦役や第1次ネオ・ジオン戦争で大半が失われたもののU.C.0096年まで残存、改装に改装が重ねられ、空中基地と呼べるほどの機体となり登場。ミネバ・ザビを宇宙に送り届ける為に使用された。 しかし、翼の上でのユニコーンガンダム2機の戦闘や、スベロア・ジンネマンの破壊活動により、爆散した。
- ガンダムシリーズにありがちなことではあるが、情報は交錯している。一説では、「地球を6分割してそれぞれを超巨大輸送艦(もしくは気圏プラットフォーム)で防空する」という計画は一年戦争以前から存在していたとされている。また、その一方で、その設計にはジオン軍のガウが参考にされたとも言われている。これを両方とも「真」とするならば、計画自体は一年戦争以前からあったが、その長期計画の中で一年戦争が起こり、終戦後に接収したジオン軍の兵器群の中で似たような構想に基づいて開発されたガウの設計思想を吸収して完成させた、ということになるのだろう。計画が(特に長期間かかる計画が)途中で外からの要素を取り込んで修正・調整が加わるのは現実的なことではある。
【コメント】
- アニメのZやZZには登場しないが、小説版Zではテンプテーションを打ち上げた機体の名前が「ガルダ」となっている。
とりあえず、デカイ。 あと説明にもある通りちょっとガウっぽい形をしている。
- 他の(兵器に関わらず)多くの物に言えることだが、最初の物や有名になった物の固有名詞=その総称になってしまうケースが多々見られるので、とてもややこしい。
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