「機動戦士ガンダム00(ファーストシーズン)」の登場兵器

AEUイナクト

読みえーいーゆーいなくと
登場作品機動戦士ガンダム00(ファーストシーズン)機動戦士ガンダム00N
型式番号AEU-09(指揮官型:AEU-09T)
主な搭乗者パトリック・コーラサワー(デモカラー機、指揮官型)

【 説 明 】

  • 頭頂高:17.6m
    重量:66.8t
    動力源:バッテリー、太陽光エネルギー供給システム
    装甲材質:Eカーボン
    武装:
    リニアライフル
    ソニックブレイド/プラズマソード×2
    ディフェンスロッド
    脚部ミサイル

    AEUの最新鋭主力可変MS。ユニオン製のフラッグの設計をベースに、独自の技術を組み込んで開発された。
    シルエット、変形機構、武装はフラッグとほぼ同じで、欧州風の曲面的なデザインが特徴。軌道エレベーターの太陽光発電システムに連動した遠隔エネルギー供給システムを採用しており、供給範囲内であれば理論上活動時間に制限はない。
    量産機に先行して鮮やかなシアンカラーのデモンストレーション機がロールアウト、人革連の軌道エレベーター稼働10周年記念式典に対抗するかのように公開された。このデモカラー機は基本仕様は量産機と同じだが、頭頂部にアンテナが追加され通信能力が強化されている。このアンテナは指揮官用のT型にも同形状のものが設置されている。
  • 武装

    リニアライフル
    本機の射撃用の武装。フラッグと同様、銃の後部に装着されたバッテリーにより電磁加速した実体弾を発砲。ガンダムに装備されていたビームライフルほどの威力こそないものの
    、モビルスーツ戦において十分な威力を誇る。
    この機体の開発計画では、機体が受信した太陽光発電のパワーをライフルにも供給する
    機能を予定していたそうだが、完成する事はなかった。

    ソニックブレイド(プラズマソード)
    本機が格闘戦に持ち込んだ時に使用する近接戦闘用武装。
    超硬質カーボン製の剣で、フラッグにも採用されている。刃の周囲をプラズマ流を伸展させ
    る事で、プラズマソードとしても使用可能。グリップはフラッグの物は、刃の部分の折畳ん
    で収納していたのに対して、本機の物は、カッターナイフのようにスライドする仕組みにな
    っている。但し、フラッグの物と比べるとプラズマソード使用時の時間が若干短い。

    ディフェンスロッド
    角度を調整する事で、兆弾により防ぐ盾。使用する場合、腕の軸を中心に可動する。
    重量がある盾を装備できない飛行機体ならではの装備。
    但し、正面から攻撃を受けた場合はロッドが折れる短所が生じる。
    飛行形態中心の任務では装備されず、飛行形態では装備されない。

    ウエポンベイ
    脚部は空洞になっている為、ウエポンベイになっている。
    主にミサイルなどの長距離武装を収納している場合が多いが、長距離の任務では、予備の燃料を搭載するなど、多目的に使用可能。
  • 全体的なラインや一部機能こそ異なるものの、基本構成はほぼフラッグそのままと言っても過言ではない。そのためユニオンのビリー・カタギリはこれをして「うちのフラッグの猿真似」と述べている。
    しかし、(特にコーラサワー機が)幾度となくガンダムに撃墜されている割にパイロットが軽傷で済んでいるため、乗員保護性能はかなり優秀であるものと思われる。

    その後ガンダムと同等の能力を持つ疑似GNドライヴを搭載したMSの登場によって完全な主力機となる前にその座を奪われたが、以降は小国や反地球連邦組織などで頻繁に用いられている。

【コメント】

  • 現段階で、劇中ではパトリック・コーラサワー仕様機しか登場していない(AEU正規軍の中で。ちなみにアリー・アル・サーシェス専用機はPMC所属なので含まれない)。
  • お披露目式をエクシアに強襲されケチがついた上に、やや時間の間隔はあるものの、その後の新型MSは疑似太陽炉前提になっていってしまった。予想不可能な流れだったとはいえ、結果的に西暦のMS開発史における大転換期の狭間を直撃してしまった機体。資料によってはこの機体以降に作られたジンクス系統の機体よりもよっぽど希少な存在だと言われている。
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