「機動戦士ガンダム MS IGLOO」の登場兵器 |
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ヅダ
【 説 明 】
- ツイマット社製のモビルスーツで、1年戦争開戦前にザクと主力機競争をしたモビルスーツ。しかし、当機は加速テストの際にエンジントラブルを起こし、大破している。
その後、オデッサ作戦とほぼ同時に第603技術試験部隊「ヨーツンヘイム」にEMS−10ヅダとして配属された。過去の失敗からパワー、機動性耐久性が上がっており、モニク・キャディラックは「これが量産されれば、連邦など宇宙から一掃出来ましょう」といっていた。だが、初試験で一機はエンジントラブルを起こし、その性能が以前と変わりないことが分かってしまった。それでも運用試験は続けることになり、オデッサから上がってくるHLVの回収任務では連邦艦隊と戦闘を実施。その際、ジャン・リュック・デュバル少佐の一番機がジム3機を相手に武装を使わず、スピード戦で勝利しているがエンジントラブルで大破している。二番機と予備機は残りア・バオア・クーの戦いでも運用されていた。
【コメント】
- ジャン・リュック・デュバル少佐の一番機には、対艦ライフルと呼ばれる武装が搭載されていたとされる。
- ツイマッド社は、ザクJの後継陸戦用MS開発においてYMS-08Aを開発したが、ヅダと同じ推進機関の欠陥によってジオニック社のYMS-07グフに敗れている。しかしこちらは名機ドム開発の礎となった。
- 左肩のシールドには、それぞれ迷彩が施されています。
ちなみに、1番機と2・3番機では迷彩が異なり、予備機には迷彩がありません。
- 「ズダ」と誤認されがちである。
- 兵器、特に量産兵器に一番に求められるのは安定性と信頼性だから、たしかにジオニック社の介入があったのかもしれないが、ヅダよりザクを選んだジオン首脳部の判断は間違っていなかったと思う。
- ヅダを実戦運用したのは、公式的には第603技術試験部隊のみとされているが、『黒衣の狩人』の異名を取るウォルフガング少佐が本機に搭乗した記録もあり、少数ながら実戦配備はされていたと思われる。
なお、ウォルフガング機は彼の異名と同じ漆黒に彩られており、HGと同じ対艦ライフルを装備している(少佐はソロモン戦の後に本機と共に殉職していて、母艦のムサイも失われている)
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