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「機動戦士ガンダム00P」の登場人物

グラーべ・ヴィオレント

読みぐらーべ・うぃおれんと
登場作品機動戦士ガンダム00P機動戦士ガンダム00F
C Vまだ登録されてません。
主な搭乗機ガンダムラジエル、GNセファー(再生産機)

【 説 明 】

  • 機動戦士ガンダム00P
    • ソレスタルビーイングに所属するガンダムマイスターで、愛機はガンダムラジエル。
      生真面目な青年で、パイロットには似つかわしくない黒い長髪が特徴。
      GNセファーを駆るヒクサー・フェルミとは共に行動することが多い。
    • 本来はイノベイドであることを明かされずにユニオンの歴史編集に携わっていたが、ヴェーダからの支持によってイノベイドへと覚醒。以後、ルイード・レゾナンス、シャル・アクスティカ、マレーネ・ブラディといった第2世代ガンダムマイスターをスカウトした。
      また、ニール・ディランディ(ロックオン・ストラトス)や被験体E−57(アレルヤ・ハプティズム&ハレルヤ)等の調査にも携わっている。
      しかし、イノベイドによる計画遂行を目論むビサイド・ペインによって間接的に致命傷を負わされた。
      その後、愛機であるガンダムラジエルでビサイド本体を撃破し、死の間際に戦友であるヒクサーにメッセージを送っている。
    • 登録番号:07362‐AW641
      役職:ガンダムマイスター+武力介入メンバーのスカウト担当

      第3世代機ガンダムラジエルのガンダムマイスター。武力介入メンバーのスカウトの為に製造されたイノベイド。ガンダムマイスターとして設計されたマイスタータイプであり、情報収集に特化した能力を付加した情報型である。他にもスカウト担当はいたが抜きん出て優秀であった為、CBの最重要事項であるガンダムマイスターを含めた武力介入メンバーのスカウトを命じられた。製造されてから暫くは自身がイノベイドである事を知らずに一民間人として「ユニオン人類歴史研究所」の研究員を務めていたが、ガンダムの開発と性能実験に携わる第2世代マイスターのスカウトに際してヴェーダに量子通信を受けてイノベイドとして覚醒し、自身の正体と使命を悟ったのだった。それまでの人間としての生活はスカウトの為に造られたがゆえの経験値を積む為の日々だった。膝近くまである長い黒髪とグラサンが特徴的である。但し、濃い色のグラサンは伊達ではなく、非常に視力が良すぎて夜目には優れるが昼の陽射しには弱い目を保護する為のモノである。

      MS戦や生身の白兵戦にも秀でており、主にCBのインテリジェンス・オフィサー(「諜報」「防諜」などの機密に携わる情報士官)として活動する。武力介入メンバーの調査及び直接のスカウトなどのリクルーティング、まだ世に知られてはならないCBの機密を守ると同時に情報収集や情報操作etcを熟す。基本的にはSレベルの秘匿義務を負うマイスターである為、自身やラジエルの正体を隠しながらのミッション遂行にあたるが、必要に応じて相手に素顔を晒して直接会話を交わす事もある。脳量子波によりGNビットを操る事も可能である。イノベイドゆえにヴェーダの管制を受け指示に逆らえない存在だが、極秘に「プルトーネの悲劇」を調査していた。人間を嫌悪しガンダムに触れさせまいとしたビサイド・ペインに命を狙われ続け、ヴェーダを介して操られたヒクサーの銃弾に倒れた。

      モレノの懸命の処置により蘇生するが一時的に過ぎず、生存可能な30分で決着をつけるべく出撃し、残り僅かな命を賭してガンダムマイスター874を襲ったビサイドを討ち果たした。驚くべき事に自身の肉体の状況をモニターする事が可能である。5分も満たない残り時間の尽きる間際、ヒクサーに最後の通信をする。その際、二度も自身が死ぬ姿を彼に見せまいと音声のみで語り掛けたが、廃人と化したヒクサーを慮って第三者を装い、淡々と告げるのだった。しかし、最後に「生きろ!」と訴えた時は思わず感情が籠もってしまった。実動部隊が使命を成し遂げる事を信じて静かに息を引き取り、GN粒子が切れた愛機ラジエルと共に虚空の彼方に流れていった。

      解任当時、既に必要なマイスター候補は揃っていたが、それでもスカウトが終わる訳ではない。厳しい訓練の中でエコ・カローレのように適性に欠けると判断されて除外されたり、事故や戦闘で死亡する者が出るのは避けられない。その為、常に優秀な人材を確保し続けなければならず、スカウト担当自身が死ぬかCBが崩壊するまで行われる作業である。当初はスカウト担当から解任すれば事足りると考えたビサイドだったが、抹殺の必要性は皆無であるにも関わらずその対象とされたレナードとデルフィーヌを救うべく行動し、彼らがCBにとって有益であるとヴェーダに承認させた為、グラーベ抹殺に踏み切るまでにビサイドにとっての危険度を押し上げた。ビサイドにとってのデメリットであり組織にとってのメリット、それは優秀な人材をスカウトするグラーベの手腕と彼に選出されたマイスター達の優秀さだった。

      せめて死を賭してマイスター達に災厄を齎しイオリア計画を歪める禍根を排除したいと願ったが叶わなかった。討ち果たした筈のビサイドは「己をオリジナルだと思い込まされたサブボディ」であり、サブボディの振りをしたオリジナルのビサイドには逃げられてしまった。しかし、グラーベはその事実を知る事は無く、マイスター達をビサイドの魔の手から守れたと信じて絶命したのだった。
  • 機動戦士ガンダム00F
    • ヒクサー・フェルミと同じくイノベイターの1人。ある事件で死亡していたが、イノベイターによって新たに遺伝子から生み出された。

【コメント】

  • 単行本版ではフェルトの両親であるルイード&マレーネ、後のフェレシュテの指揮官であるシャルを含めた第2世代マイスターが活躍する「00P 1st」(前半)で人間として暮らしていた頃のグラーベがイノベイドとして覚醒するシーンが挿入されていました。最初に、グラーベが「00P 2nd」(後半)だけ登場するムック版の全4巻が、後に加筆修正され第2世代マイスター達をスカウトするべくグラーベ覚醒の描写etcが入った単行本版の全2巻が出版されました。

    後半のグラーベの最初のミッションはアレルヤの調査でした。ガンプラに関連してとはいえ、生身で逃亡するアレルヤを追う特務機関や彼らを排除するグラーベがMS戦を行うなんて物凄く無理がありました。それでも、何が何でもMS戦を入れたかったのでしょうね。

【主なセリフ】

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