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「タ」から始まる登場兵器 |
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ダガーL
【 説 明 】
- 105ダガーの後継機として性能が強化された地球連合軍の量産機。105ダガー同様ストライカーパックシステムを採用しているがコストダウンに成功しておりその生産性の高さからC.E73年時の主力MSとして大西洋連邦やユーラシア連邦など優先的に配備されていた。
武装は基本的に従来の物を改良して使用しているが、独自の装備として両腰アーマーに伸縮式の手裏剣型爆弾「Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾」を内蔵している。 これは投擲後に内蔵されたバーニアで推進し目標を攻撃する物で、一種の隠し武器として用いられる。 汎用性が高いが次期主力量産型MSウィンダムの登場により徐々に前線から退きつつある。 全高:18.40m 重量:55.05t <武装> M2M5 トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器×4(頭部、胸部に各2門) ES04B ビームサーベル×2 Mk315 スティレット投擲噴進対装甲貫入弾×2 M703K ビームカービン 耐ビームコーティングシールド Mk39低反動砲 各種ストライカー追加武装他
- ウィンダムやストライクに匹敵する高性能を有する105ダガーと同等な性能を維持しながら、ストライクダガー並のローコストな機体として完成した。C.E.において非常に優れた費用対効果を示し、量産機として最も成功した完成度の高い機体。
Destinyの序盤で、ゴーグルの奥にデュアルセンサーが光っている事が確認できる。105ダガーのセンサーはストライクと同等という設定、ディープ・フォビドゥンもゴーグルの奥にデュアルセンサーが確認でき、ハイペリオンGはガンダムのデュアルセンサーにバイザー装着してダガー系と同一になった設定、ユン専用レイスタはダガー系頭部だがガンダム顔より高性能、また、レイダー制式仕様やフォビドゥン・ヴォーテックス、NダガーN等のガンダム顔の量産機の存在から総合的に判断すると、ダガー系の頭部は外装が違うだけで、中身はガンダムと同一と考えられる。
- 本来プラント制圧のために開発された機体であったが、105ダガーには多少劣るもののスペックが優れていたため、そのままストライクダガーに代わる主力機となる。
一部の装甲とラミネート装甲はコスト削減のために省略(そのため、防御性能は105ダガーに劣る)、武器は取り回しとエネルギーの消費を考慮して威力を抑えたビームカービンを装備している。その代わりサーベルは2本になり、新たにスティレットが追加された。
機体は前大戦の終盤には大量に生産されていた模様だが、第2次ヤキン攻防戦には参加せず、南米独立戦争で初陣を飾った。
- 当機は元々プラントコロニーの制圧戦を想定しており、最も多く見られた装備であるビームカービンはコロニー構造物に被害を与えずさらに障害物の多いコロニー内戦闘での取り回しの良さや近接戦闘を重視した装備である。
連合の優れた生産力・工業力により、月面基地において極短期間で開発・量産され、C.E.71年には既にダガーLを大量生産していた。 障害物の多いプラント内での近接戦に高い効果を期待されていたが、ジェネシスの威力を目の当たりにした連合上層部は奪還を諦め核兵器による殲滅に切り替えたため、残念ながら当機の実戦配備は先伸ばしとなる。
汎用機ではあるが、開発期間とコストの圧縮のため施設制圧・奪還用として徹底的な最適化が行われ、余分な装甲・装備を削ぎ落としX100系フレームも改良を加え、軽装時のGAT-X105と比べて9.75tもの軽量化及び効率化に成功、実戦のデータ蓄積によりアップデートした連合製高性能OSを実装・更新する事で高次元の反応速度・操作性・運動性を実現した。固定武装の充実とバッテリーの強化による稼動時間の延長で原型機GAT-X105の欠点も解消し、軽装時も高い戦闘力を獲得している。 一部装甲を削った事で、カタログスペック上は防御力が105ダガーより若干低下してるものの、105ダガーのラミネート装甲はバイタルエリアのみと飽くまで「保険」の域を脱せず、GAT-X用の物を強化した対ビームシールドは引き続き標準装備とするため、事実上防御力に遜色は無い。火力はむしろ105ダガーより強化された。また、手持ち武装はGAT-X等を含み連合系MSは基本的に共通規格であり、全ての機種間で武装の共用が可能である。
最適化と改良で連合MSでも最軽量クラスの機体として完成、パック対応型デュエル(ロング)ダガーといえる構成になっており、それに伴い生じた余剰出力により軽装時の推力比に優れ高い機動性・運用効率を誇る。瞬発力に優れ小回りが利き扱いやすい機体はパイロットの信頼も厚く、エールパックは重量が約20tもある事から敬遠され、機体特性を生かす軽装での出撃を好む者も非常に多い。最重量級で重心バランスにも課題のあるドッペルホルンパック装備でも、C.E.73年代ザフト最強艦を僅か2機で追い詰める高い機動性を発揮した。 コストとハイスペックが高次元で両立した全MS中でも他の追随を許さない高い完成度を誇っており、連合の高度な技術力とダガー系の基本設計の優秀さを伺い知る事ができる。 AFCの甚大な被害の復興支援と同時進行で機体を揃えるため開発期間とコストを圧縮し近接戦用へ最適化したが、武装強化とGAT-X105系と同じく全ストライカーパックに対応する高性能、ダガー系の類い稀な拡張性・信頼性から汎用機としても優秀なため、105ダガーを抑え改めて主力MSとして採用された。一説にはC.E.74年以降も長期間に渡り地球連合軍の主力を勤め連合国を支えたという資料もあり、最新鋭機・次世代機をも凌駕しうるポテンシャルを秘めたC.E.における最高の傑作機である。
当機は生残性も優秀で、搭乗者が民間人とはいえ通常のMSとは次元を異にする「核搭載型MS」のアウトレンジからの砲撃をも紙一重で回避しクリティカルなダメージを受けた機体は無く、さらにダガー系特有の頑健な機体は稀に致命的な損傷を受けても機能し帰還したと云われ、搭乗者の生還率は非常に高い。
【コメント】
- 量産型もガンダムと同じくデュアルセンサーなのは、恐らく地球側のOSは初心者でも楽に高性能を発揮させるため、より高度なセンサー情報(デュアルセンサーによる三次元情報から、敵機との距離把握、マルチロック等)により、MSにある程度オートな判断力やシステム、高性能AIを搭載するためかな?と思います。
連合は、実戦を想定しデリケートなデュアルセンサーをバイザーで保護、特殊戦機は微調整用に剥き出し。 オーブは中立で基本的に実戦を想定しないため、式典の際の画面映りを優先してより絵になるデュアルセンサー剥き出し型。 民間機は、精密作業用にデュアルセンサーを積み、本来ならダガーと同じくバイザーで保護すべきだが、オーナーの趣味丸出しで剥き出し。(痛車?デコトラ?族車?) ザフトは、イライジャ等は差別の対象でありMSに乗る事は基本許されないため、最低限の機能しか無く低性能だが構造の単純なモノアイに統一。 と、考えれば矛盾も無い。 また、特殊機体が陣営問わずガンダム顔なのも、特殊な機体はコーディネーターでも補正が必要(誰とは言いませんが一つ目に乗った事のないコーディネーターがいましたね)だったり、試作機は多くのデータを収集する目的があったり、信頼性が低くいので不具合があった際すぐにセンサーの微調整がしやすい様に剥き出し、と判断できます。
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