|
「ラ」から始まる登場人物 |
|
ラウ・ル・クルーゼ
読み | らう・る・くるーぜ |
登場作品 | 機動戦士ガンダムSEED |
C V | 関俊彦 |
主な搭乗機 | シグー、ディン、ゲイツ、プロヴィデンスガンダム、ドレット・ノート、ジンハイマニューバ |
【 説 明 】
- MS部隊、クルーゼ隊を率いるザフト軍の将校。いつも仮面をかけており、最期まではずした姿は確認できず、その素顔は見ることができなかった。地球軍の「ムウ・ラ・フラガ」とはライバル以上の関係があるらしい。最後の戦いでは、「ブロビデンスガンダム」に乗り、ムウのストライクを中破、キラのフリーダムを大破させたが、ボロボロになったフリーダムのビームサーベルの攻撃をうけ戦死した。
- 一人の資産家がいた。名をアル・ダ・フラガ。彼は自身の後継者として、当初は息子を立てようとしたのだが、進歩するコーディネーター技術に目を付け、その責任者であるユーレン・ヒビキ博士に資金援助を持ちかけ、その見返りに最も後継者に相応しい存在――つまり自分のクローンを生み出させたのである。
だがフラガ家は没落、巡り巡ってザフト軍に身を置いたラウであったが、その実は別にあった。 即ち、人間のエゴで作り出されたコーディネーターが、やがて人間(ナチュラル)と互いに血で争うという事実を目の当たりにし、そして自らもエゴで作り出されたコーディネーターである事を自覚し、身勝手で愚かな人類全てを抹殺するべく、裏で陰謀をめぐらせて行く。地球で、宇宙で、次々と阿鼻叫喚の地獄絵図を展開し、そして自らもガンダムに乗り込んでフリーダムを、ヒビキ博士の最高傑作にして人類のエゴの結晶――キラ・ヤマトを迎え撃つのであった。 完璧な人間から生み出された完璧なるコーディネーターではあったが、その寿命は極端に短く、薬を常用しなければ健康を維持できなかった。その焦りもまた、彼を野望へと駆り立てる原動力となったのである。
- C.E.46アル・ダ・フラガのクローンとして誕生
C.E.??幼年のムウ・ラ・フラガと会う。 アル・ダ・フラガを殺害 C.E.70.2月22日世界樹攻防戦に参加。MA37機、戦艦6隻を撃破。ネビュラ勲章を受章。6月2日繰りマルディ戦線で、戦艦連合第3艦隊を壊滅させる C.E.71.1月25日ヘリオポリスにおいて、「G」強奪作戦を実施。9月 27日ヤキン・ドゥーエ攻防戦において戦死
- C.E.43:ムウ・ラ・フラガ誕生
C.E.46:アル・ダ・フラガのクローン、ラウ・ラ・フラガ誕生
C.E.50:シーゲル、パトリック、プラント内での自治権、貿易自主権の獲得を訴え、政治結 社「黄道同盟」を結成。(ラウ4歳)
C.E.55:キラ・ヒビキ、カガリ・ヒビキ、メンデルにて誕生。(ラウ9歳) GARMR&Dの研究所がブルー・コスモスを名乗る武装集団に襲撃される。 (この時点で、研究施設が破壊された可能性が高い。) (レイもこの年もしくは前年に生まれた可能性が高い。) (プレア・レヴェリーもこの年に誕生した可能性が高い。)
C.E.65:「黄道同盟」は活動を活発化し、名称を「自由条約黄道同盟:ZAFT」に変更。 モビルスーツの実用第一号機、秘密裏にロールアウト。(ラウ19歳)
なお、この年表はSEEDフェスティバルで配布されたものから書いている
【コメント】
- バルトフェルドやいろんな人から怨まれるたりするクルーゼていったいどんな人物なんだろうか・・・・・
- 夢が(願望が)多いですね。
- 核とジェネシスの光に彩られる彼は一体何を思うのか?
- ザフトに居るため、コーディネイターと思われがちだが、実はナチュラルである
- 彼は、アル・ダ・フラガの純粋なコピーである。テロメアが短いのがその証拠で、恐らく30〜40歳のアルのコピーだから、30〜40年分のテロメアを消費した状態で0歳をスタートしている。つまり、本編時点の彼の細胞年齢は、約50〜60歳となる。
遺伝子調整してるなら、当然テロメアだって延長するだろう。 恐らく、テロメアの短いさは承知の上で完全な自分のコピーを欲した。ラウは早死にするから、レイをスペアとして用意し、レイが死んだらまた次を、て計画だったんだろう。
注:現実なら、テロメアに異常が有ったら、まともな成育は望めないので、飽くまでアニメ的な演出としてです。
- 個人的にはこの人が好きです。
なぜなら、セリフ 「所詮人は己のことしか知らぬ」の己のことしか知らぬに注目しました。 たしかに全人類がそれに当てはまると思ったからです。 それと長いので1部分だけですがこれもセリフ 「命を大事と言いながらもてあそび、殺しあう!」に注目しました。 いまでも、命は大切と言いつつ戦争が起こっています。そういう視点からみるとクルーゼも案外いい人だと思いますが…
- ベテラン声優・関俊彦氏の迫力ある演技とあいまって、ガンダム史上でも1,2を争う存在感を誇る悪役。
狂気に走った理由も説得力があり、視聴者を引き付けるものがあった。 しかし、DESTINYで仮面を取った顔が晒されたが、全くおじいちゃんじゃないのは、どうしたことだ?ファンへの配慮か?
- 私の好きなキャラクターの一人です。
悪役が好きなのはどうかと思いますが、 言っていることは、あながち間違ってはないからです。 ただやり方を間違え、そして失敗した。ただそれだけです。
- 俺っ生まれが不幸じゃん? 世の中が悪い。世界のせい。だから世界と心中しちゃうよ!
ってカスみたいな理由の破滅思想を、能力・言い回し・声優の熱演で記憶に残る巨悪スターに昇華した悪役キャラの花形。
- 彼のしたことは決して正しいことではなく、許されることでもない。
八つ当たりだと言いきってってしまうこともできる。実際間違いではない。だが、それは客観的に見てる側にこそ顕著に表れる感情だとも思う。彼の言う通り、人は自分の知っていることしか知らない。私たちは彼の感情も、辿った道も知らない。 本編を見てる限り決して馬鹿ではないクルーゼが、あんな結論を出してしまったのは彼にそう決意させるだけの要素があったということ。キラ視点で物語が進行するため彼の言い分は突然すごいこと言ってきた!という印象を抱くが、もしクルーゼ視点で見たなら、個人の勝手により人の欲望が作り出した技術で生み出され捨てられ、凄惨な過去を辿り人類に絶望し得る経験をして、コーディネーターの中で死にもの狂いの努力で力を手にし、もう寿命ギリギリの欠陥品の自分の前に、自分を踏み台として生まれ、予めあらゆる最高値の才能の可能性を持ち、自分の出生も知らず親に愛されあまりにも恵まれて生きてきた成功体が成り行きで乗ったMSを乗りこなし人の希望を説く。それも自分が作られた原因のムウと共に。そのムウはクルーゼの存在さえ知らない。無論、ムウも、キラにも罪はなくキラもある種被害者。だがクルーゼもそれを解っている。彼に無かったものは貰えなかった存在の肯定と居場所と、人としてあるべきはずの時間。加えるなら自己愛だが自分=最も憎い男である限り無理だろう。
続編のレイを見るにクルーゼは、ただひたすら与えられなかった者、ということだろう。彼にはキラやレイには居た自分を肯定してくれる存在はなかった。生み出されたことが最大の不幸としか言い様がない。人の身勝手な欲望が産むもの、とても考えさせられるキャラだと思う
※現在投稿停止中のため説明やコメントの追加は出来ません
|
不適切な表現や明らかな間違い、及び誤字脱字等を発見した方は
「連絡掲示板」へご連絡下さい。