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「フ」から始まる登場人物

フリット・アスノ

読みふりっと・あすの
登場作品機動戦士ガンダムAGE フリット編機動戦士ガンダムAGE アセム編機動戦士ガンダムAGE キオ編機動戦士ガンダムAGE 三世代編機動戦士ガンダムAGE トレジャースター機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN
C V豊永利行、井上和彦、嶋村侑
主な搭乗機ガンダムAGE-1 ノーマル、ガンダムAGE-1 タイタス、ガンダムAGE-1 スパロー、ガンダムAGE-1 フラット、ガンダムAGE-1 グランサ、ガンダムAGE-1 レイザー、ジェノアス、シャルドール

【 説 明 】

  • 機動戦士ガンダムAGE フリット編
    • MS鍛冶の家系「アスノ家」の少年。14歳。7歳の時に当時住んでいたコロニーをアンノウンエネミー(以下UE)に襲われ、母マリナ・アスノを失う。母からアスノ家の全てが詰まった「AGEデバイス」を託され、内蔵されたデータと設計図を連邦軍の技術者達と研究し、ついに旧世紀の英雄「ガンダム」を完成させる。
      UEの襲撃によって自らガンダムにのって戦うことになる。いざという時は大人たちに食ってかかる程の気丈さから、大人たちと衝突することもあったが、ガンダムを乗りこなしUEの魔の手から人々を守ることで次第に認められていく。
      戦いの途中にであった少女、ユリンと次第にひかれ合っていくが、デシルによって戦場で殺し合うという最悪の再会を果たし、最後はユリンが自分を庇って死亡する、というあまりにもいたましい別れとなってしまった。
      この出来事がきっかけで、元々もっていたUEへの憎しみに火がついて、UEによって虐げられる人々を助けたいという気持ちから一変、『最後の一人に至るまでUEを殺し尽くす』という狂気へと変貌してしまう。
  • 機動戦士ガンダムAGE アセム編
    • 正式な連邦軍軍人となっており、アーシュランス戦役で3階級特進を果たす等八面六臂の
      活躍ぶりを見せている。また、この間にエミリーと結婚し、アセムとユノアを授かっている。

      第2部では39歳。中将にまで上り詰め、ビッグリング司令官を務めている。容貌や口調こそ
      年相応になっているが、未だにヴェイガンに対する憎しみは内心で燃え盛っており、それは
      嘗ての仲間達やアセムが困惑を覚える程までに凄まじいものとなっている。

      アセムが17歳になった際にAGEデバイスを渡し、ガンダムとアスノ家の男の宿命を伝えた。
      ビックリングでAGE-1がフラットに改修された後は最前線に立つようになり、冴え渡る技量と
      確実な戦術によって、デシルのクロノスやゼハートのゼイドラと互角に渡り合った。

      ノートラム攻防戦後は、慰霊式典における首相フロイ・オルフェノアの拘束を皮切りに、
      次々とヴェイガンに内通する者たちを摘発。連邦の組織改変を果たしている。
  • 機動戦士ガンダムAGE キオ編
    • 既に連邦軍を退役した身であり、家族と共に地球のオリバーノーツで生活をしていた。

      この時点での年齢は63歳で、皺と更に伸びた髭が目立つようになったが、体力の方は依然として健在である。また、退役したとはいえオリバーノーツ基地と連絡が取れたり、AGEシステムを保有していたりするなど、未だ連邦軍に強い影響力を持っていた模様である。

      孫のキオを可愛がる良き祖父の一面を見せる一方で、未だ憎悪の念は吹っ切れておらず、対ヴェイガン用の新型ガンダムであるAGE-3を極秘に開発し、更にその訓練用シミュレータをゲームとしてキオに与えるなど、ヴェイガン殲滅の為には手段を選ばないという割と危ない一面も持っている。そのため、小説版では妻ともども娘のユノアから憎まれている。

      しかしキオすらも戦争の道具として見ているわけではなく、彼の危機に動揺して判断力が鈍っていたりする。この点は小説版で掘り下げられており、キオをガンダムに乗せた事に罪悪感を感じていると述べている。また、息子のアセムに対しては、海賊になった彼に複雑な感情を抱いていたものの、キオの救出を託している。
  • 機動戦士ガンダムAGE 三世代編
    • イゼルカントを「魔王」と呼び、ヴェイガンの捕虜を皆殺しにしようとする等過激な発言を繰り返し、次第に若い世代から孤立してしまう。さらに直接火星の人たちと関わり、わかり合おうという考えを持ったキオとも仲違いしてしまう。その際かつて守れなかった人たちのことも話しており、ヴェイガンへの憎しみへの源泉が、救えなかったことへの後悔でもあることがわかる。
      己の考えを正当化するため、大量破壊兵器プラズマダイバーミサイルの使用許可を密かに得る。この歳になってもAGE-1を再度改良しグランサにして戦場に出る等、卓越したMS操縦技術は失われていない。
      息子、孫、其の他大勢の若い世代から孤立していく中、それでも自分なりに真の平和を目指す一方、家族とのすれ違いにも真剣に悩み、向き合おうとする姿勢が徐々に現れる。
      セカンドムーンの最終決戦では一家揃ってヴェイガンギアに挑み封じ込めるも、シドとの合体によってラ・グラミスが暴走を始めたのを察知するとプラズマダイバーミサイルをつかってセカンドムーンを破壊し、ヴェイガンとの完全なる決着をつけようとするも、その身をはったキオの説得、そして心に去来したユリンを始めとした昔の仲間たちの言葉についに心動かされ、ヴェイガンへの憎しみを乗り越えることに成功する。広域通信を戦闘中の全軍に送り、セカンドムーンを救うためにラ・グラミスを切り離す救援要請を行った。
      少年時代から長年追い求めた「救世主」となったフリットは、平和になった地球のガンダム記念館前に銅像が建てられている。その肩にはいつかのユリンのように、小鳥が止まっていた。
  • 機動戦士ガンダムAGE トレジャースター
    • ゲストキャラクターとして登場。図らずもダイキのAGE-1と遭遇し、自分以外のガンダムに
      困惑する。その後ヤクヤクのコロニーで再度遭遇。ガンダムを冒険のために使用する彼に
      憤りを感じていたが、現れたUEに対して共闘したことが切っ掛けで和解。お互いを理解した
      うえで別れた。

      後年になっても彼はダイキの事を忘れておらず、彼の存在は孫のキオも知っている。

【コメント】

  • ヴェイガンが初めて出現した日に生まれ、ヴェイガンを滅ぼさんとして戦い、晩年はヴェイガンをマーズレイの脅威から守るために尽力した。彼の人生は、常にヴェイガンと共にあったのかもしれない。

    また、出世という点ではガンダムのTVシリーズの主人公で一番と思われる。
    (以前まではキラの准将が一番)

【主なセリフ】

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