「新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop」の登場兵器 |
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バルジ
【 説 明 】
- OZが、宇宙における戦略拠点として開発した要塞。設計・開発は、リーオーやエアリーズを生み出した技師セイス・クラークが担当。A.C.174から12年の歳月をかけ建造され、コロニーが資金を全額負担することで完成した。
全体は、円盤型重力ブロックと中央格納庫のある上部と、推進器の下部で構成されている。内部には農業プラントが存在し、居住性は非常に高いものとなっている。戦闘時は対空防御や大量のMS・MAの他、ガンダムでさえ脅威となる巨大ビーム砲を展開して対応にあたる。
また、「アルテミス・レヴォリューション」後、OZ宇宙軍最後の拠点ともなった本要塞は、大幅 な改装を施され、「バルジ改」として生まれ変わっている。注目すべきは、新たに「バルジ砲」と呼ばれる主砲を設営した事にある。これは動力メインエンジンを直結し使用するため、以前のビーム砲とは比べ物にならない程の威力を発揮する。(デュオ曰く、「一発でも当たったら、コロニーが沈む」)
しかし、唯一の弱点として、その巨体さ故にその周りを包囲されてしまえば動くことも叶わず、 そうなれば一機のMSでも破壊することが可能という点が挙げられる。
完成当初から宇宙における戦略拠点として機能していたが、ホワイトファングのバルジ攻略戦の折、ガンダムエピオンによって両断され、消滅した。
- このバルジ、186年の完成祝賀会の最中にグライフを奪った反乱軍の攻撃を受けてしまう。
この騒動でアディン・ロウJr(後のヒイロ・ユイ)は母アオイと養父セイス・クラークを亡くす。 またこの時要塞には幼き頃のドロシーと彼女の父であるOZ総帥キーリア・カタロニア将軍とロームフェラ財団副総帥ヴァン・クシュリナーダもおり、駆けつけたトレーズが自らを囮にヴァンにバルジ砲を撃つように指示した。 結果ビーム砲は発射され、反乱軍は壊滅、トレーズは駆けつけたノインたちに助けられた。 この事件はヴァンの意向により無かった事になるも、敵とは言え20名ほどの人命を奪った事は13歳の少年であるヴァンの心に暗い影を落す事となった。
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