「機動戦士ガンダム0083 STARDUSTMEMORY」の登場兵器 |
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ガンダム試作2号機サイサリス
【 説 明 】
- ジョン・コーウェン准将肝いりで、アナハイム・エレクトロニクス社が完成させた試作型ガンダムの2号機。1〜4号機までの試作ガンダムは、それぞれ異なるコンセプトに基づいて設計・開発されており、当機は”拠点破壊”を主眼において開発されている。
敵拠点を一撃で破壊するために、1年戦争中の戦時協定・南極条約(戦略核兵器の使用禁止など)に違反してMk-82核弾頭と、それを発射するアトミックバズーカを装備。また、核爆発による高熱から機体を護るため耐熱装甲をまとい、また爆心から少しでも離れるために、大出力スラスターも搭載されている。その他にも、当機の開発には元ジオニックの技術者も多かったことから、およそガンダムらしからぬ凶悪な面構えをしているのも特徴。 1号機とともに連邦軍トリントン基地に配備されたが、潜入していたデラーズ・フリートのアナベル・ガトー少佐に核弾頭ごと強奪され、”星の屑作戦”に従事することになり、観艦式に集まっていた連邦艦隊の1/3を一瞬で蒸発させた。 型式番号はRX-78GP02A、コードネームはホオズキ科の植物の名前で花言葉は「偽り」。
- 装備されている核弾頭は、あくまでも戦術レベルの物とされているが、実際奪われて、コンペイトウに着弾した際の威力からすれば明らかに戦略レベルの破壊力を持っている。当初は、マルチバズーカを装備し様々な弾頭を使い分けれるように開発されていたが、ジオンが過去に南極条約を無視して核ミサイルを使用したことを考慮して、上層部からの命令で急遽アトミック・バズーカが開発され、核を持つ最強最悪のガンダムとなった。
- コンセプトにはかつてのジオン軍による核攻撃(阻止されてはいるが、マ・クベの水爆ミサイルなど)の事例を踏まえ、その報復用として開発された経緯がある。
核弾頭を装備する為、デラーズ側からは「南極条約違反」と批判を受けているが、この条約は戦後ジオン公国の解体と共に効力を失っている上、核兵器を使う事は禁じていても単に装備・保有する事自体は禁じられていないため、どちらにせよ微妙な差で違反を免れている。そもそも当のデラーズ側がこの機体で実際に核攻撃を行っているため、彼の批判はかなりお門違いである。
開発スタッフに元ジオン系の技術者が多く参加しており、開発当初はよりドムタイプに近い形状で、後に現在の仕様に改装されて地上に送られたとされている。
なお、実はペットネームの「Physalis」は本来「フィサリス」「ファイサリス」などと読むのが妥当であり、スペル的に「サイサリス」とは絶対に読めなかったりする。
- スペック 全高/18.5m
本体重量/54.5t 全備重量/83.0t ジェネレーター出力/1860Kw スラスター総推力/155200Kg(32000Kg×4 6800Kg×4) 180度姿勢変換:0.9sec 装甲材質/ルナ・チタニウム 武装 固定/頭部バルカン×2 ビーム・サーベル×2 手持/アトミックバズーカ
【コメント】
- ガンダムの中でもカッコよさは上位にくると思う。
- 性能はガトーによれば「連邦にしては見事」だそうな。
- 核武装MSと言うよりも核武装対応可能試作MSであり通常火器も携帯できる設計になっている。条約まで破って核武装用MS開発を進めた背景には一年戦争の”コロニー落し”の失態を繰り返さないようにしたいと言う連邦軍上層部の思惑もあった言えよう。
- 花言葉の日本語が「裏切り」なのにどうしてつけたんでしょう
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