「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」の登場兵器

サザビー

読みさざびー
登場作品機動戦士ガンダム逆襲のシャア機動戦士ガンダムUC テスタメント
型式番号MSN-04
主な搭乗者シャア・アズナブル

【 説 明 】

  • キャスバルが最後に乗ったモビルスーツ。サイコミュ兵器ファンネルを搭載。アムロのνガンダムにファンネルを全て壊され、コックピットを引き抜かれ、アクシズでコックピットを潰された。
  • 主武装であるビーム・ショット・ライフルは、集束・拡散を選択可能。
    集束ビームは威力・射程距離に優れ、拡散ビームは近距離戦において特に有効。

    腹部の拡散メガ粒子砲は、機体のジェネレーターに直結しており
    本機搭載兵器の中では最強の威力を誇る。
    劇中では一撃で複数のMSを破壊し、さらに強堅なアクシズの岩盤を粉砕した。

    また、アイドリング・リミッター機能搭載の標準的なビームサーベル2機に加え、
    大型のビーム・トマホークを搭載している。
    これは、本体だけでもヒートホークとして機能するだけでなく、
    大型のビーム刃を形成して強力なビームサーベルとなる。
    エネルギーをセーブし、片刃だけで用いることも可能。
  • 最後の第四世代MSなだけあって、頭頂高25.0m、本体重量30.5tと、全体的にMSが大型化したこの時代においてもトップクラスのサイズを誇る。
    またすでに赤いMSが量産されて久しいこの時代でも、サザビーの「赤」は何か別格の雰囲気を醸し出しており、まさに新生ネオ・ジオン軍のシンボルとなっている。
  • ネオジオン総帥シャア・アズナブル専用機として建造されたニュータイプ専用モビルスーツ。その機体色は『赤い彗星』の異名に恥じぬ赤。機体設計は旧ネオジオンの技術陣が行ったが、建造は設備が整っているアナハイム・エレクトロニクス社のグラナダ工場に委託されている。当初は、既存の量産機にサイコミュを採用することが検討されていたが、ベース機となったギラ・ドーガはサイコミュを搭載するには機体サイズが不足しており、シャアが操縦する機体としてのポテンシャルを実現することが出来ないと判断され、途中から新規設計モビルスーツとしての開発案にまとまる。なお、このギラ・ドーガをベースとした強化機体はヤクト・ドーガとして数機が製造された。過去に開発されたサイコミュ搭載型の機体はサイズが極端に大型化する傾向にあり、当初は大型モビルアーマーの設計も検討されたが、最終的にはサイコミュを一部のムーバブルフレームに内蔵したサイコフレームの採用によって大型モビルスーツとしての開発案に落ち着くこととなった。コックピットはリックディアスなどと同じく頭部に配置されていて、余剰スペースが発生した腹部には高出力ジェネレーターが配置され、これに直結する大口径高出力メガ粒子砲を備えている。最高出力での発射にはタイムラグが発生するものの、アクシズの岩肌を抉り取るほどの威力を発揮する。また低出力の拡散射撃でさえ、ジェガンを3機同時に撃墜するほどの威力を誇る。内装火器はこれに限定されており、主装備は二つの銃口を持ち発射モードを切り替えられるビームショットライフル、そしてマイクロミサイルとビームトマホークを搭載するシールドである。近接戦闘ではビームトマホークと、これを高出力に設定した大型ビームソード、そしてビームサーベルを使用する。そして背部コンテナに3機ずつ、合計6機のファンネルを備えている。キュベレイなどの旧ネオジオン機が備えていたファンネルよりも小型化が進んでいるが、ビームの威力や稼働時間は向上し、サイコフレームの採用でより安定した操作が可能になっている。なお、搭載数がキュベレイなどと比べて減っているのは、メイン武装ではなく補助武装として採用されているためである。曲線を多用したジオニズムデザインは、重厚さを感じさせるものの、装甲の耐久性が従来の技術から大幅に向上したため、見た目に反して装甲質量は低めに設計されており、同時にショルダーや脚部に大型スラスター、アポジモーターを備え、機動能力は非常に高い。機体背部の3基のメインスラスター出力は、これだけでリックドム1機分の推進力に相当する。機体各部の関節やアクチュエーターは非常に柔軟性が高く、武装を用いず格闘戦も行えるほど。まさしく、総帥シャア・アズナブルが駆るに相応しい、ジオン系モビルスーツの集大成ともいうべき機体として完成し、連邦軍モビルスーツでまともに太刀打ちできたのは、アムロ・レイが自ら設計したνガンダムただ1機のみであった。最終決戦において、地球へ落下を開始したアクシズ上でνガンダムと一騎打ちを演じ、拮抗。パイロット技能、機体の性能共々、同等の戦闘能力を発揮するも劣勢に追い込まれ、最後はアクシズの岩盤に衝突して機体は大破する。

【コメント】

  • ナイチンゲールを除けば、歴史上確認されている最後の第四世代MS。
  • (劇場版)他のシャア専用モビルスーツは、量産機のカスタム機だがサザビーはベース機が無い唯一に機体である。
  • ナイチンゲールは、この機体の発展型である。
  • 頭部のデザインは、一年戦争中にシャアが着用していたヘルメットがモデルらしいです。
  • ガンダムトライエイジ第五弾のシークレットミッションにてついに登場。毎ターンボス専用スキル「連射」で画面外から次々とビームライフルを撃ってくる(しかも本体がアタッカーなため、見るからに射撃攻撃なのに攻撃属性がアタッカー扱いとなっている)。その上やたらタフネスでスピードも高い。倒すたびにレベルがあがり(最大で5)、最終的にはお供のザクすら倒すのに苦労するほどに強化されてしまう。
    必殺技は「オーバー・ザ・メビウス」。νガンダムと同じく逆襲のシャアのテーマソングから採られた名前であり、意味合いとしては「メビウスの輪を越えて」であろう。
  • ちなみにシャアが最後に乗った機体であると同時にシャアが初めて搭乗したファンネル搭載機でもある。一年戦争時にジオングに乗って以来一度もサイコミュ兵器を扱っていないため、ほぼ初使用と同じ感覚であろう。シャア自身も「わたしにはあまり合わない武器」と称しているが、使い慣れていない武器でも頼らなければならない敵がくるとも発言している。
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