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「ユ」から始まる登場兵器

ユニコーンガンダム デストロイモード

読みゆにこーんがんだむ ですとろいもーど
登場作品機動戦士ガンダムUC機動戦士ガンダムUC バンデシネ
型式番号RX-0
主な搭乗者バナージ・リンクス、オードリー・バーン(バナージ操縦)、テストパイロット(マンガバンデシネ版)、テストパイロット(マンガ『バンデシネ』版)

【 説 明 】

  • 「NT-D」が発動しサイコフレームで形成されているムーバブルフレームが可動、それに伴い各部装甲が展開したユニコーンガンダム真の姿。ユニコーンの象徴である一本角は縦に割れ、ガンダムの象徴とも言えるVアンテナへと変形する。この形態では全身のムーバブルサイコフレームがパイロットの思考(感応波)を読み取り、機体の機動にダイレクトに反映させる。つまり究極的には考えるだけで操縦できるモビルスーツとなる。とは言え人体を想定した挙動イメージを、10倍以上のサイズを持つ20m級のモビルスーツが実現させようとした場合、その対比から発生するGの負荷はとてつもないものとなる。サイコミュが脳に与える付加と合わせて、パイロットが耐え得る稼動限界は最大5分前後と見られており、通常のユニコーン形態はそのためのリミッターが働いた状態だと考えられる。宇宙空間仕様のテストを行うためにアナハイムの所有する工業地帯スペースコロニー「インダストリアル7」に送られたが、アナハイムと深い関わりを持ちつつも独自の思惑を持つビスト財団の当主カーディアス・ビストの主導により、元々の仕様にはなかった「ラプラス(La+)」というシステムが組み込まれる。これはビスト財団に強大な権力を与えることになったという「ラプラスの箱」と関連があるかと思われるが、現時点ではその詳細は明らかではない。NT-Dの発動にはラプラス・プログラムの定める条件を満たす必要があるが、その発動条件も未解明である。「箱を開ける」というカーディアスの意思により、ネオ・ジオンの残党軍である反地球連邦ゲリラ「袖付き」に譲渡されるはずであったが、箱を巡る地球連邦軍、アナハイム、ビスト財団、袖付きの各勢力の暗躍によって偶発的に発生した戦闘の混乱の中、死ぬ間際だったカーディアスの手によってインダストリアル7の高専学生だったバナージに託されることとなる。ラプラス・プログラムに生体登録がされたため、バナージ以外が操作することは不可能である。

    この形態に変形すると同時に、専用シールドの多重装甲も展開し、一回り大きくなる。円形に展開した中央部にはIフィールドジェネレーターが装備されている。

    敵のファンネルを制御下に置き、己のものとする恐るべき能力を持っている。ニュータイプを狩るために開発されたガンダムである。その計画上パイロットには強化人間がふさわしいとされていた。一角が敵のニュータイプ能力を感知するとNT-D(ニュータイプ・デストロイヤー)が発動しガンダムへと変身する。これは自らの意志では変身は不可能であることを示唆している。敵がニュータイプでなければガンダムにはなれない。しかし、la+をロードされたユニコーンガンダムは、パイロットであるバナージのニュータイプ能力を感知して変身を行うことができる。これはユニコーンガンダムがラプラスの箱への道標であることと大きなかかわりがある。バナージはマリーダやダグザを殺したフル・フロンタルに対し怒りを爆発させ、ユニコーンは単純な殺戮マシーンと化した。しかし、地球に置いてダカールで無差別の殺戮を行うガーベイに対し、自らの意志をもってユニコーンの力で殺戮を阻止するため出撃。その際、ユニコーンガンダムは敵のニュータイプ能力の有無にかかわらず自らの意思で変身を行っている。

【コメント】

  • NT-Dシステムによって実現した「考えるだけで動く」という一種の究極的な操縦法は、
    劇場版「ドラえもん のび太と鉄人兵団」に登場する秘密道具「サイコントローラー」に通じるものがある。
    一方「サイコントローラー」は掌に収まるサイズであり、これを握って思い描いた通りにロボットを動かすことができる装置である。MS大のムーバブルフレームをサイコフレームで鋳造したNT-Dシステムとは、その大きさで致命的な差が生じている。
    また、NT-Dシステムはサイコフレームを使用するにあたり、NTもしくは強化人間にしか機体の最大性能を引き出すことはできない。 しかし、「サイコントローラー」はNTでも何でもない一般人の少年である野比のび太(11)が何の負担を訴えるでもなく、余裕さえ感じる姿勢で操縦しているところを鑑みても、一般人でもリスクを被る事無く「考えるだけで動かす」ことができると思われる。 こういった事象から、技術面でみれば宇宙世紀0096年よりも(あくまでもパラレルとしてだが)西暦2112年の方が優れていると言えよう。

    ちなみに、「〜鉄人兵団」に登場する主役機「ジュド(通称ザンダクロス)」の頭部デザインは、MS「百式」に酷似している。
  • サイコミュジャックという響きからしてエゲつない。
  • 二度目のクシャトリヤ戦で使った「サイコミュジャック」は、上の説明どうり相手のサイコミュ兵器を制御下に置くことができるが、サイコミュを乗っ取るのには膨大な情報処理が必要らしいです。
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