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「サ」から始まる登場兵器 |
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ザクマリンタイプ
【 説 明 】
- 史上初の水陸両用MS、通称「水中用ザク」。ザクIIをベースに開発されたが実質的に新規設計機。初期型である06M1は耐圧性能は低く、後期型であるM2は耐圧、信頼性は高いが、水中航行速度がM1より低い。双方とも軍の要求を満たすことができず、不採用となり、ザクベースの水中用MSの開発は凍結された。MSMシリーズの初号機として、型番もMSM-01と変更され、開発データは以降の水中用MSの開発に大いに貢献し、ゴック、ズゴックといった名機が開発される礎となる。
試作で開発が終了したため生産数は初期型、後期型あわせて7機に留まり実戦参加はごく僅かである。連邦軍は現存機を全て接収し実戦配備するとともに、量産のうえ改良を加え「マリンハイザック」という名称で採用している。ジオンでは早々に断念した「水中用ザク」を連邦軍では高く評価し、後継機を開発するに至る。
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